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2017年11月8日水曜日

2017年度上半期に印象に残った出来事 ~現代法ガクブックより~

2017.10.4 進一層館裏樹木剪定

 みなさんこんにちは。
 葵祭も終わり、11月。今年も残すところあと2ヶ月です。

 10月は雨ばかり降っていましたが、やっと秋らしくなってきましたね。大学の中で紅葉が見られるのは、さすが武蔵野の地にある大学です。


 写真は10月の始めに第2研究センターから南門に下る雑木林で行った剪定作業です。大きな木が沢山あります。これらが進一層館の屋根に覆いかぶさっていたので剪定したとのこと。8日間通行禁止になり、新次郎池のほうに迂回するよう看板が立っていました。


 私はあまり行ったことがありませんが、南門側は自然が豊かですよね。「ヘビに注意」看板もあった気がします。
 皆さんは新次郎池に行ったことはありますか?授業の合間など是非散策してみてください。パノラマビューで見たいかたはこちら↓すごく綺麗!

【大学ホームページへ】キャンパスマップ・360°パノラマビューへ


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 さて、今日は前回の続き、「振り返りシート」から。

【過去の記事より】「振り返りシート」は必ず書きましょう!~3年生の皆さん、準備はいいですか?~

 今回は「振り返りシート」の一番最後の項目、「印象に残った社会の出来事」を抜粋してみました。

 今回の提出対象学年は1・2年生です。提出時期は9月末まででしたので、おおよそ4月から9月頃までに印象に残った出来事です。ではどうぞ!

1位 北朝鮮問題 (1・2年生ともに)ダントツの185名

  • 北朝鮮のミサイルがいつ日本に飛んでくるか分からず、アメリカや国連の動きなどニュースをよく見るようになった。話し合いで解決できるのが一番良いと思うが、上手くいっていないので、とても気になる。
  • 「国際関係論b」の授業でもこの問題について勉強していて、今どのような状況なのかニュースだけではよく分からないところも分かりやすく教えてくれていて、あまり興味のなかったことが気になるようになった。
  • もし日本に北朝鮮のミサイルが落ちたら、日本はどのような対応をするのか、他の国はどのような対応をしてくれるのか、気になっている。
  • 北朝鮮がミサイルをたくさん打っているが、日本人はもっと危機感を持った方が良いと思う。地震と同じように慣れてしまうととても危ないと思う。
  • 北朝鮮のミサイル発射は、国家として認められるために、注目してほしいがためにやっていると思うが、もっと違ったやり方の方が良い。ミサイルに使っているお金で国民に食料の配給をすべきだと感じた。
  • Jアラートを初めて聞いてとても怖かった。直後はSNSがとても盛り上がっていたが、それよりも前に自分の安全確保が先では?と感じた。
  • 何かが起きてしまえば、第三次世界大戦になるだろうと考える。
  • 今後の北朝鮮の動きには皆がニュースなどに目を向けて知っておくべきだと思いました。
  • 日本も具体的な対策を取らないと、沈められてしまいます。
  • 核シェルターに注目が集まっていることが印象に残っている。
  • 北朝鮮問題。ミサイルが日本の上空を通過し、日々変わっている情勢に興味を持っている。トランプ大統領や世界各国の発言、国連の発言、日本の発言などに注目したい。
  • やはり大変気になるのは、北朝鮮情勢である。北朝鮮の核開発とミサイル実験を巡り、トランプ大統領と金正恩の挑発合戦はヒートアップしている。なんとか「対話」による解決ができないものか、日本にできることはないのか。ただ平和を祈るのみである。
  • 北朝鮮のミサイル問題です。実家が群馬で打ち上げるたびにアラームが鳴るようで怖いと言っています。東京にいても怖いです。ICBMの開発が確実にできてしまったらどうなってしまうのだろうと思います。
  • 北朝鮮がミサイル発射の実験をしていることに興味を持った。北朝鮮のミサイル開発には大きく3つのポイントがあり、燃料、エンジン、大気圏再突入技術、この3つが北朝鮮にとって課題とされていて、徐々にクリアしているといわれている。今後、北朝鮮からのミサイルきた時は万全な準備が日本には必要だと感じた。
  • ニュースでインタビューを受けていた男性が誤報の地震速報が多かった時のようにミサイル通過で毎回Jアラートを聞いていると本当に危険な時「またか!」程度に感じ、正しい判断ができなくなるのではないかと言っていたのが印象的だった。
  • 国はどのように対処すべきかを考えなければならないと感じた。憲法9条が存在する中でどのような策を講じるのか、また諸外国との連携にも注目していきたい。
  • 北朝鮮のミサイル発射についてのニュース。これまでは、ただただ危険と感じていたが、国際関係論で地球の自転の都合上、太平洋側に発射しなければならないことを知り、少し印象が変わった。これからの動きにも注目していきたい。
  • 北朝鮮が太平洋沖にミサイルを発射した。日本の周辺国が今後どうするか、日本はどうするのか。憲法改正と言っていた議員の人たちが、そのことについてコメントしているのをテレビや新聞などのメディアで伝えないので今後どうなるか不安である。
2位 ①小池知事の動静・都民ファースト圧勝(1年生)
   ②共謀罪成立(2年生)

3位 ①衆議院の解散(1年生)
   ②眞子様ご婚約(2年生・複数あり)
    芸能人・議員の不倫問題
    サッカー日本代表ワールドカップ出場決定
    桐生祥秀選手日本人初の9秒台を記録
    ウサイン・ボルト選手引退
    甲子園大会
    トランプ大統領就任
    希望の党

★少数意見抜粋

摂食障害を持つ女性の万引き事件 

万引きで何度も拘留されるも、女性の身体状態の危険から治療を優先すべきとの意見も。そんな中女性を支えた弁護士によって、その女性は服役から自分の価値を見出し、「やればできる」とやっと病気も回復の傾向が見えてきたそうだ。私はその女性の「私は誰も傷つけていない」という言葉が印象的で、彼女の苦しさ、法の恐ろしさ、自分においての変えたいと思う現状についてなど、考えさせることが多かった。

高松市一家4人傷害事件 

隣人関係の問題が一家4人をナタで切り付けるまで発展してしまった高松市の事件が恐ろしかった。防ぐことはできなかったのだろうか。

トイザらスの経営破綻 

・自分が幼稚園や小学生だった頃には店に入るだけで楽しい時間が過ごせる場所であったので、子供がいる限りは経営に困ることはないように思えたが、現在ではおもちゃはネットで購入することが増え、需要が減ったことに驚いた。

ヒアリ 

セアカゴケグモの時のように日本で繁殖してしまうのではないかと思った。

部活での体罰 

部活動などの指導の一環で先生が生徒に暴力を振るうことだ。体罰は絶対にしてはならないと思った。体罰がこの世からなくなってほしい。

金田法務大臣の死刑執行 

金田大臣は短期間で死刑囚2人の死刑執行をした。今現在も多くの死刑囚がいる。執行が決まっている人達には執行をどんどんしても問題ないのではないかということを考えた。

都議選で自民党大敗 

・大敗した理由は、うやむやにされた森友・加計学園問題、共謀罪を可決させたことだと思う。自民党の支持率も下がっているので、もっと国民の声に耳を傾けるべきである。

衆議院解散 
民進党が希望の党へ合流  


・安倍総理が来月、衆院を解散させるという報道が印象に残っている。争点が無く自身の保身の為に政治的空白を生じさせる点が問題だと考えている。我々国民が政府に対して解散を求めることは民主主義の観点からふさわしいと思っている。しかし今回は、正反対の政府が国民の選手権を弄び、三権分立を否定する行為である。やはり、憲法によって任期満了以外の解散を制限すると共に解散権自体を首相ではなく、立法府の長である衆院議長に移すなどを定めることで、選挙の適正化を行うべきだと考えている。

民進党の議員にプライドはないのか。
【テレ朝ニュースへ】民進党、事実上の“解党”「希望の党」に合流へ(9月28日)

政治全般

・日本国憲法が施行70年を迎えたが、安倍首相は憲法第9条に自衛隊を明記する改正憲法の2020年施行を目指すと表明したことや、民法の企業や消費者契約ルールを定める債権法が衆院本会議で与野党の賛成多数で可決、成立したことが印象に残っている。公布から3年以内に施行されるため、公務員試験の民法の出題がどうなるのかとても気になる。

裁判傍聴演習 

・裁判傍聴での事件の内容が印象に残っている。元暴力団の男がSNSで知り合った女の人の家に居候して、その3歳の子どもにしつけと称して暴力を振るい結果的に殺してしまったという事件で、世の中には知らない事件がこんなにも多く発生しているということを認識することができた。

メッシの脱税  

サッカー界の一流選手がそのようなことをしてはいけないと思いました。
【ロイターホームページへ】サッカー=脱税の罪でメッシの上訴を棄却、スペイン最高裁(5月24日)

ネイマールPSG所属 1人

・印象に残ったのはネイマールがバルサからPSGに所属したことです。これから最強のクラブ バルサを倒していくか。どんなサッカー界の伝説を築いていくかが見物です。

韓国大統領選 

・韓国の大統領・朴槿恵前大統領の逮捕に関するものは驚きでした。知り合いの韓国人たちによれば、あまり好かれておらず、数年前の修学旅行生の乗った船が沈没し、「空白の7時間」と呼ばれる時間があったりしたことで反感も多いなか今まで大統領を務めていたのでとても驚きました。その際の大統領選挙は日本でも多くの韓国人が投票に行っていたのが印象的でした。

共謀罪の成立 

・処罰の対応がすごく曖昧であると思う。反対もたくさんあったのに強行して採決となってしまった事にびっくりした。

眞子様ご婚約 

・2017年5月16日に秋篠宮 眞子さまが大学時代の同級生との結婚を発表したことが印象に残った。生きている環境が全く違うため当たり前のことだが、自分と5歳しか変わらないのにすごく大人で落ち着いていて、昔よりとても綺麗になっており驚いた。また、お相手の一般男性の小室 圭さんは帰宅するだけで速報になっていて、この出来事の凄まじさを目の当たりにした。

天皇陛下生前退位 

私は「政治学」という授業を履修しているので、皇室典範の歴史などについても調べていきたい。

芸能人・議員の不倫問題 

・ここ最近、よくニュースで見かけるのは芸能人や議員の不倫問題です。疑問に思うのは、同じ人間なのに、メディアを通してこんなにも世間にプライベートの事を報道する意味はあるのかということです。確かに不倫をすることは許されない事かもしれないが、これについて議論するより、他にとりあげなければならない問題はたくさんあると思う。

桐生祥秀選手 日本人初の9秒台を記録 

・日本の陸上競技選手である桐生 祥秀選手が100m走の記録で日本人初となる9秒台を叩き出したことである。日本人が9秒台を出すのは難しいと思っていたのは私を含め多くいたと思う。それだけこのニュースは衝撃的であって、それと同時に世界で戦えることを証明した瞬間である。これからの日本陸上界の躍進に注目したい。

ウサイン・ボルト選手 引退 

・100mでは身体の限界からか3位となってしまい、4×100mリレーでも足がつってしまいゴールできなかったボルト選手ですが、今までの偉業に恥じる事のない走りを見ることができ、とても感動しました。
【日本経済新聞ホームページへ】引退ボルト「泣きそうだった」世界陸上終え、引退セレモニー(8月14日)

世界水泳 

・この夏休み期間中はずっと世界水泳を家で見ていました。日本選手が世界に立ち向かっていく姿がとてもかっこいいなと思い、刺激を受けました。
豊田議員 暴言問題 

・暴言で話題になった豊田議員のニュースを見て「才能あっても資質なし」とはこのことだなと感じた。


山口組分裂による抗争 

・もしも近所に暴力団事務所があったらと考えると少し寒気がするような感じがした。

食中毒問題 

・私が印象に残っているのは「ポテトサラダによる食中毒問題」である。消費者法プログラムに所属したことで今までよりも消費者問題に興味を持つようになった。
6月から始めたバイトが食品関係の仕事だったこともあり、「О157」などの食中毒に関するニュースにはとても関心を持った。食中毒による死亡について報道するニュースを目にする機会も多く、アルバイトに対する意識が変わった。

藤井聡太四段29連勝 

・将棋の藤井 聡太 四段の連勝が29で止まったことが印象に残った。29連勝したことにも驚きであるが、彼が当時14歳であるということに最も驚いた。
まだ10代なのに、自分よりもメンタルが強くて、私も見習いたいと思った。
【日本将棋連盟ホームページへ】

平野美宇選手 初優勝 

・平野選手はまだ17歳でここまでのぼりつめてくるのが、かっこいいと思いました。東京オリンピックでの活躍を期待しています。

九州豪雨 

豪雨などの自然災害はいつ、どこで起こるのか、どれくらいの規模なのかを予想することは難しいので、自分にも被害のある可能性もあるので、他人事ではないんだと思う出来事でした。


関東のゲリラ豪雨 

・関東のゲリラ豪雨が多いと考える。つまり自然現象として東京がダメージを負っている。また、連続で雨が降っているなど、雨について考えさせられることが多い。自然現象で考えると地震や台風など色々あるため、これに対して対策を考えることが重要であり、行動しなければならない。

野菜安売り問題 
・愛知県内のスーパーマーケットで行っていた野菜安売り問題が印象に残った。きゅうりやキャベツなどを1円で販売していて公正取引委員会に警告されたという事件であり、他者との安売り競争が行き過ぎた結果がこうなったというわけである。

あさま山荘事件 

日本赤軍と革命左派が手を組み、テロなどを起こして仲間内でリンチで14人死亡などあった。問題はその後にクアラルンプール事件で、あさま山荘事件で逮捕された人が人質との交換のために出国するという超法的措置を取ったことです。そういった事件が今後ないことを願いたいです。

トランプ大統領就任 

・トランプ大統領は他の立候補している方よりも情報の使い方や広め方、過激な発言でとても衝撃を受けた。

新入社員の過労死自殺 
・自分も数年後には職に就く身であるから、企業や働き方を見極める目は重要であると考えた。今後このような事件が起こることのないように大企業は特に人と人を見る視点を大切にしてもらいたいと感じた。

高齢者問題 1人
・介護等の問題であり、自分達の将来のことを考えると、高齢社会になっていくと予想されている為、その改善策を考えていくべきであると思う。


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ではまた次回!

2017年10月23日月曜日

「振り返りシート」は必ず書きましょう!
~3年生の皆さん準備はいいですか?~

20171010 キャリアセンターでの打ち合わせ

 みなさんこんにちは。

 なんだか寒い雨の日が続きますね。そして今日は台風21号の影響により、1・2限は休講になりました。

【大学ホームページへ】台風による10/23(月)休講措置の取扱について

 3限目以降については通常通り行うと、先ほど情報がアップされました。

 この台風21号は昨日の衆院選にも大きく影響したのかと報道されています。季節はずれの台風がもたらした影響は大きいようですね。

【外部ホームページへ】衆院選の投票率は低迷…超大型台風が大きく影響か(ウェザーニュースへ)

 現在国分寺は雨も止み、風もそんなに強く吹いていません。そして久しぶりの晴れ間が。気分も晴れますね。既に大学に来ている人には朗報です。生協ショップが割引販売をするそうですよ。(おにぎり、サンドウィッチは30円引き、お弁当は50円引きのようです)

 今日の「社会・法学入門」で外に見学に行くのは野村ゼミ(川崎市子ども夢パーク)、水野ゼミ(東京地方裁判所)の予定です。先生からの指示や、履修者同士の連絡をよく確認してください。


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さて、今日は「振り返りシート」のお話です。

<2015・16入学生>             <2017・18入学生>
 ※「振り返りシート」は【現代法学ブック】の巻末にあります。


「振り返りシート」は、1・2年生は半期に一回、3・4年生は通年ごとに、その期間の”自分”について書きます。そして学務課に提出します。

2015年度入学生から始めた制度なので、一番上の学年は今年は3年生です。



「何で振り返りシートを書くの?」

そう思っている学生さんもいると思います。

振り返りシートの目的(振り返りシートに関するガイドラインより抜粋)
  1. 各学生が定期的にその生活を振り返り、記録に残すことにより、自省を促し、適切な進路選択を可能にする。
  2. 教員等からの助言を得る際の参考資料とすることが出来る(少人数教育やキャリアカウンセリングなど)。
  3. 教員がシートの記入内容を授業やカリキュラムの改善等に役立てることが出来る。


 教員によっては、既に少人数ゼミで使用していて、授業の最終回に「振り返りシート」を書かせ確認したり、翌期の少人数ゼミで初回に提出させ、面談をおこなうなど、使い方はさまざまです。


 現法さんも、「あの科目は誰がS取ったかな?どんなことを書いたかな。」「基礎演習の単位を落とした学生は大丈夫なのかしら。」と、気になる学生がいると学生の状況を確認するために使っています。なので、窓口に来た学生の名前を聞いて、「あ、あの憲法基礎S取った学生さんだ!」と分かることが増えました(そして時々褒めてます)。


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2017.10.17 キャリアセンターでの説明


 3年生は10月の始めに「第3回就職ガイダンス」がありましたね。皆さんちゃんと出席しましたか?

 いよいよ3年生の就職活動が始まります。もう既に開始している人もいますが、今回のガイダンス以降は皆さん始めてください。

 就職ガイダンスではまず「就職手帳」に記入するよう求められたと思います。これは「履歴書」を書く前段階の【自分の情報の集約】です。
 書かなきゃ!と思っても、「さて、私はこの3年間一体何をしていたんだ?」となかなかペンが進まない、そういう学生さんも多くいると思います。

 そんなときに使えるのが、そう、この「振り返りシート」。

 1年生のときから読み返してください。「あれ?こんなこと書いたっけ?」「こんな出来事に興味があったんだ」そんなところに自己PRに繋がるヒントが隠されています。職業や職種を決める「きっかけ」になるかもしれません。


久保先生と現法さんは10月に2度にわたってキャリアセンターに行って、「現法の学生は「振り返りシート」を持っているので、学生が困っていたらこれを見て少し助け舟を出してあげて欲しい」とお願いしてきました。
 キャリアセンターの皆さんは「やってみましょう」と引き受けてくれました。
 


よって、現代法学部の皆さんは、キャリアセンターに面談に行くときには必ずこの「振り返りシート(現代法学ブック)」を持参してください。
 
 もちろん「もって行けばいいや」ではありません。前述しましたが、まずご自分で「振り返り」、就職手帳に「書く」、そして履歴書を「完成させる」、これを必ずやってから、それらをもってキャリアセンターに行きましょう。

 キャリアセンターは時期によりものすごく混んでしまい、面談の予約がなかなか取れないときもあるそうです。「明日までに必要」と言われてもどうしようもないこともあるそうですので、まずは早く「履歴書」を完成させ、面談の予約を取ってください。

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 現代法学部の学生には「文章を書いたことがない」学生はいません。皆さん思い出してください。1年生の履修必修「リーガルリテラシー入門(1期金4・5限連続授業)」では、ほぼ毎週丸1時間文章を書く訓練をしたはずです。その後も「社会・法学入門」や「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」で積み上げていると思います。自分に自信を持って、まずは書く!そしてキャリアセンターで添削してもらい、更に良いものになるよう頑張っていきましょう。



ではまた次回!
次回も「振り返りシート」から情報を抜粋してお届けします。

2017年9月13日水曜日

第6回市民のための契約法講座 受講生募集!

第6回 市民のための契約法講座 開催テーマ一覧

みなさんこんにちは。
夏休みももうすぐ終わりですね。

今日は島田の御大からの告知です。


 今年も国分寺市と連携し「市民のための契約法講座」を開催します。参加を希望する学生の皆さんは、国分寺市役所経済課にメールをしてください。学生の親御さんの申込も可能です。現代法学部生だけではなく、全学部の皆さんに聞いてほしいですね。ぜひ他学部の学生も誘ってください。

連絡先:keizai@city.kokubunji.tokyo.jp
記載内容:
①希望講座名(入門講座はテーマを指定しての受講が可能ですので,ご希望の講座名を記入。基礎講座は,全日程を受講ください。両講座希望の場合はその旨を記入)
②住所・氏名・電話番号

詳細はこちら↓

【国分寺市ホームページへ】第6回 市民のための契約法講座受講生募集
【大学ホームページへ】東京経済大学・国分寺市共催 東京都消費生活総合センター後援「東京地域連携講座 市民のための契約法講座」

日本消費経済新聞(2017年7月5日発行)より

事業者がうそをついたことで誤認したり、 帰ってくれと言っても帰らず困惑して契約した場合などは、 店舗販売を含めすべての消費者契約で取り消すことができるが この契約取消権を知っている人が5割にとどまっていることが6月 28 日、 2016 年度の消費者意識基本調査で明らかになった。 どんな場合も一切損害賠償に応じないなどの不当な契約条項は無効にできるが、 このことを知っている人は2割に過ぎなかった。 民法の未成年取消権の認知度は7割近くあるが、 10 歳代の認知度は5割にとどまっている。 昨年 10 月にスタートした集団的消費者被害回復訴訟制度や、 この制度を担う 「特定適格消費者団体」 を知っている人は、 わずか1.6%に過ぎなかった。

【外部ホームページへ】日本消費経済新聞

 大学に入学すると、自由を手にする一方、危険も付きまとうようになります。
しかし大学に入学したばかりの学生は未成年者であることが多いため、現在は、民法の未成年取消権が皆さんを守ってくれます。

「よく分からず、言われるままにローンを組んでしまった!」

と言うことがあっても、保護者の同意無しに未成年者が結んだ契約は取り消すことが出来るのです。


しかし!!


現在民法を改正し、成人年齢を20歳から18歳に引き下げる準備が進んでいます。もし本当に引き下げられてしまったら、

大学に入学する=成人

となり、まだ高校生気分が抜けない大学1年生のときでさえ、必要のない契約を結ばされる可能性があります。

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「私も騙されちゃうかも!」
 最近の悪質な勧誘や契約トラブルです。目を通しておきましょう。
【消費者庁ホームページへ】悪質な勧誘・契約トラブル
【国民生活センターホームページへ】最新の発表情報
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 世の中ではどのような消費者トラブルが起こっているのか、知っておくべきルール、具体的な事例や解決方法などを、現法の誇る弁護士軍団!そして消費者法研究の第一人者達でもある、村先生村本先生桜井先生、そして定年退職されても未だ現役で活動されている島田名誉教授が一般の受講生にも分かりやすく解説してくれます!

エルホールは国分寺駅ビルにありますので行きやすいですよ。授業の帰りに是非聴講してみてください。

ではでは~
また次回!

2017年6月30日金曜日

演技派現法生!~裁判傍聴演習2017~

2017.6.30 裁判傍聴演習

みなさんこんにちは。
毎日梅雨を感じさせる天気が続きますね。今日で6月も終わり、1年間の半分が終わります。何だか1年って早いですね。

そして、現代法学部恒例「裁判傍聴演習」も、民事裁判が終わりました。今日からいよいよ刑事裁判です。

【過去のブログ記事へ】今年もやってます!模擬法廷で裁判を体験

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民事裁判の様子(2017.6.16)

被告が欠席の場合、原告が欠席の場合など
どのように行われるか、木本先生監修のもと
模擬弁論が行われました。




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2015年からスタートした新カリキュラムでは、この「裁判傍聴演習」は、「総合法プログラム生」2年次生の履修必修科目です。他のプログラム生は、3年次から履修することが出来ますよ。

新カリキュラムでは、1年2期に「社会・法学入門」(ゼミ)を1年生全員が受講します。大出ゼミ、中村ゼミ、木本ゼミ、水野ゼミは実際に「裁判傍聴」に行くので、今年の「裁判傍聴演習」履修者の中には、既に1年生のときに裁判見学に行った学生が多くいるのではないかと思います。

【大学ホームページへ】現代法学部案内

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今年の刑事裁判は、国分寺のあさがお亭(注:もちろん架空の居酒屋ですよ)で起きた傷害致死事件です。OBのみなさんは「あ、あれか!」と懐かしいのでは。

簡単に説明しますと・・・

被害者と被告人は仕事の同僚で飲み仲間。

事件当日はひまわり亭(注:もちろんこちらも架空)⇒あさがお亭と”はしご酒”をしたところ、酔いつぶれ病院に運ばれ被害者死亡。しかし死因は小腸腸間膜破裂の出血性ショック死で、暴行されたことが明らかとなるわけです。

さて、暴行したのは被告人なのかはたまた別の人なのか、どのようなことが起きたのか、事件は法廷で争われていくのです。

*模擬法廷前
 大出先生の説明~注意事項を言います。


*裁判長
 それでは開廷します。被告人はその証言台の前に立ってください。
 (裁判長は女子学生さんです。ハキハキしていて、とてもかっこよかったです)

<全体風景>

*被告人
 酔っ払っているか「確かめるため」に顔をたたいたけど、決して暴行はしていません!!
 (裁判員(履修学生)の気持ちをつかむよう頑張って演技してくださいね)
 *検察官
 証拠によって明らかにしようとする「事実」をこれから説明していきます。

*弁護人
 皆さんもお酒に酔っていて覚えていない、でも「お前がやったんだ」と言われたらそんな気になってしまう、そんな経験ありませんか?(・・・・ドキッ)


 *大出先生説明
 フロアの裁判員の皆さん、裁判長から指示があれば証人に質問してもいいです。
 *証人尋問(検察官)
 検察官:あなたが病院に連れて行ったほうが良いといったら被告人はなんと?
 証 人:飲酒運転がばれたらヤダと言っていました。
 検察官:あなたが車で迎えに行ったら被告人は何をしていましたか?
 証 人:心臓マッサージ、押したり、人工呼吸か息を吹きかけていました。
 検察官:病院に向かっているときに、被告人は何か言っていましたか?
 証 人:2・3回蹴ったかもしれない、しかしこれで死んだら大変なことになるので警察には言わないでくれ、と言われました。

*証人尋問(弁護人)
 弁護人:あなたは迎えに行った場所について嘘を言ったわけですね。これは被告人から言われたのですか。
 証 人:いえ、私が話を作りました。
 弁護人:蹴ったかもしれない、と言う話も、あなたが被告の気持ちを忖度して勝手にこの話は伏せておこうと思ったんじゃないですか。
 証 人:違います。


*大出先生

 今日はここまで。
 各グループの裁判長は全体の意見を確認して中間協議の結果を提出してください。ここまでの裁判員の評価も併せて提出すること。




 余談ですが、このシナリオは現物が見当たらず、毎年大出先生が赤入れしたものを使っていました。
 大出先生が最後の今年「現法さん、お願いがあるんだけど・・・」と打診があり「来たな」と思いました。定年退職の前に綺麗にしておきたい、大出先生の「想い」ですね。
 
 また、この科目は現代法学部の「想い入れ」の強い科目なのです。良くぞここまでシナリオに赤入れして学生が分かりやすいように年々作り変えてくれたなぁと思いました。そして、学務課のみなさんの手を借り、分担してどうにか模擬裁判に間に合うよう打ち込んだわけです。

 そんな、現代法学部の大切な模擬裁判です。是非頑張ってください!

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今日はここまででした。さて、今後の行方は?
学生の皆さんが演じる模擬裁判で受講生全員が「裁判員」体験です。今年はどんな判決になるのでしょうね。楽しみです。

ではまた次回!

2017年5月30日火曜日

【学問のミカタ】刑法ってどう学んでいけばいいの?~2017~

2017.4 学習相談(中村先生)

みなさんこんにちは。

あれ?更新早!(珍しい)

と思われてる方もいるかな。
5月にはもうひとつ、【学問のミカタ】をアップしないといけないのでした。


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今年度から【学問のミカタ】のルールが変わりました。

・奇数月にアップする。
・各学部の教員が自分の専門分野を中心に書く。
・共通テーマはなし。

ということで、現代法学部のトップバッターは中村悠人先生です。

なぜ中村先生先生がトップバッターか、、、理由は現代法学部の「広報委員」なのです。学生の皆さんで、「自分もブログに載りたい!」「こんな記事載せてほしい!」なんて希望がありましたら、是非中村先生へ情報を寄せてくださいね。

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今回、中村先生は「刑法の学び方」について書いてくださいました。

実は過去にも書いてくださり、この記事は常に閲覧上位ランキングにあります。

2014年6月の記事です。あれから3年、早いですね。


ちなみに現在中村先生より若いのは古賀先生と金崎先生だけです。
現在の最長老は・・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

20170125世界システム研究会(経済学部の岡本先生主催)
奥山・礒野先生退職記念に参加する大出・中村先生

ということで、中村先生よろしくお願いします!

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「刑法」等を担当している中村です。
今年度の「学問のミカタ」では、各学部・センターの教員が、それぞれ自身の専門や研究に関わる問題を紹介するということになりました。

*各学部・センターの「学問のミカタ」については以下。

【学問のミカタ5月】

さて、
皆さんは、「刑法」というとどの様なイメージを持つでしょうか。

ミステリー? サスペンス? それとも、刑事ドラマ? 法廷ドラマ?
あるいは、犯罪を行った者の心理分析やプロファイリング?
そういったイメージが刑法と全くの無関係ではありません。
しかし、大学の講義で扱われている刑法は、そのイメージとは異なります。

まず、「刑法」とは何か?と問われたら、どのような答えが返ってくるでしょうか。

1年生向けの講義で聞いてみますと、
「犯罪に関する法律です。」
「殺人罪とか、傷害罪とか?」
「六法にある刑法。」
「処罰の法律だと思います。」

といった答えが返ってきます(年によって異なりますが、大体このような答えが多いです。)。

これらの答えは、もちろん間違いではありません。

「刑法」では、法律としての刑法典をメインに扱いますので、「六法にある刑法」は正しいとも言えます。ただ、「刑法」では、ときに刑法典以外の法律等も登場します。例えば、「軽犯罪法」、「爆発物取締罰則」、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」等々。他にも、各都道府県・市町村で制定される条例も関係します。
 
*「刑法」に限らず、法学の講義では、法律以外の命令や規則、条例が登場することがあります。そして、法律にはなっていない「法」を扱うこともあります。

これらの法律等(法令と表現されることがあります。)では、犯罪とそれに対する刑罰を規定する条文があります。
例えば、刑法第204条では、
「人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」
と規定しています。
これは、「人の身体を傷害した者」という犯罪(ここでは傷害罪)の成立に関わる部分と、「15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」という刑罰に関わる部分があります。

大学の講義での「刑法」では、条文をもとに、
「どういった場合に犯罪が成立するのだろう?」
「どんな条件が必要なんだろう?」
「例えば、「傷害」ってどんな意味」
「自分で自分を傷つけた場合は?」
「医者が手術で切開した場合は?」
といったことを扱ったりします。

*また、実際の事例に対して裁判所がどのように判断したかを検討することも大事になってきます。

それでは、刑罰の方はどうでしょう?

刑罰に関わる問題としては、
「なぜ犯罪に対して刑罰って科しても良いの?」
「被害者が復讐することが許されていないのはどうして?」
「どのような刑罰が、どのくらい科されるの?懲役?罰金?」
こういったことが扱われることがあります。

*刑罰に関しては特に、法とは何だろう?国家は何のためにあるの?人間ってどういう存在?といった根本的な問題も考えていくことになります。

このように、刑法では様々な犯罪と刑罰に関する問題を扱っています。こうして見ていくと、「犯罪に関する法律」や「処罰の法律」、「殺人罪、傷害罪」といった答えは、いずれも間違ってはいません。刑法では、犯罪と刑罰は両輪の問題として、どちらも考えていかなければならないものなのです。

*刑法は、英語では「criminal law」、ドイツ語では「Strafrecht」、フランス語では「droit pénal」と言いますが、criminalは、犯罪に着目した表現、Strafpénalは、刑罰に着目した表現とも言えます。いずれにせよ、犯罪と刑罰の双方を検討していくことになります。

このブログを書いていて、「難しそうだから、やーめた」と余計に刑法への興味がなくなってしまうのではといった不安もありますが、「刑法」ってどんなものなんだろうというイメージが少しでも伝わればと思います。

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中村先生、ありがとうございました!

ではまた次回~

2017年2月27日月曜日

2016年度はチャレンジの年でした!!
~みんながチャレンジした橋爪ゼミ~


2016.12.21 ゼミ研究報告会打ち上げ 橋爪 幸代ゼミ


皆さんこんにちは。

前回のブログに橋爪ゼミの朗報を載せたところ、早速橋爪先生から報告が来ました。仕事早っ!

【大学ホームページへ】現代法学部橋爪幸代ゼミが、少子化解消提言コンテスト「Over Million Challenge」でグランプリを獲得!

発表する学生達の頑張り、応援するゼミ生の頑張り、そして見守る橋爪先生の気持ちが書かれていて、現法の先生たちも現法生も(多分)東経大のみんなが『ジーン』と来ると思います。ではどうぞ!

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2016.12.21 橋爪先生

こんにちは。現代法学部の橋爪です。
みなさん、大学ニュース見てくれましたか??

【速報】現代法学部橋爪幸代ゼミが、少子化解消提言コンテスト「OverMillion Challenge」でグランプリを獲得!

って出てましたよね。ゼミ生の奥竜太さん、惠藤里美さん、柿島一貴さんがグランプリを獲りました!

詳しくは、こちらを
   ↓


経済学部や経営学部のゼミの学生さんたちが、いろんなコンテストで受賞しているのは知っていました。

 なるほどなぁ、、、外部から評価されると、士気も上がるだろうなぁと思っていました。毎年、他学部と合同でディベート大会も行っていて、そこでは勝敗を競うので、それに向けて、10~12月は、準備に向けて集中して政策を練るので、その時に頑張るとぐんと力は伸びるのですが、、、。

詳しくはこちらを
  ↓


とはいえ、他の大学の学生や院生などと行い、審査員に評価をされるというのは、いつもと違う緊張感があるものですよね。ただ、なかなかゼミの活動と合うコンテストをみつけるのは難しいものです。そんな中、2015年から始まったのが、 
です。

オーバーミリオンチャレンジについては、こちらを
   ↓

チラシ表面

2030年、日本で幸せな子育てをするため」の提言を募集するというものです。

 これまでも、ゼミでは、児童福祉や子育て支援についても勉強してきましたので、これを活かすチャンスだと思いました。

 4月、新しくゼミが始まったところで、改めてゼミ生のみんなと話してみると、9人が手を挙げてくれました。それぞれ案を練ってもらって、10月にエントリー。

 エントリーした後は、ディベート大会にも出場してもらうつもりだったので、その後は、エントリーした9人も他のゼミ生と一緒にディベート大会に向けて準備をしてもらいました。

 そんな中、ゼミのLINE

「一次審査、通過しました!」

という一報が飛び込んできました!そこでもまず、おめでとうの声が飛び交いましたが、これはほんの始まりに過ぎなかったのです。

115日、6日と、一次審査通過者は合宿に参加しました。全国から精鋭が集まり、参加した3人は、相当刺激を受けたようです。

合宿の様子はこちらを
  ↓

 
チラシ裏面
 それまでは、普通に他のゼミ生とディベート大会の準備を並行してやっていた3人ですが、合宿から帰ってくると、顔色が変わり

「先生、とてもじゃないですが、両方は無理です。他の一次審査通過者のプレゼン、すごかったんです。もっともっと頑張らないといけないと思いました。なにより、どっちつかずになって、どちらも中途半端になってしまうと、ディベートのチームメンバーにも迷惑をかけてしまいます。」

というような相談を受けました。

『私の目算が甘かったなあ、、、そうかぁ、、、』

と反省しまして、すぐにゼミで家族会議ならぬゼミ会議を開きました。ディベートのチームメンバーとしては、戦力が一人減ってしまうわけですから、痛いところです。でも、三人の言いたいことは、他のゼミ生にも伝わったのだと思います。いろいろ話し合った結果、3人はオーバーミリオンチャレンジの最終プレゼンに向けて、フィールドワーク等に力を注ぐことになりました。

 実際には、負担だけの問題ではなく、ディベート大会に参加しないというのは、いろんな意味できつかったと思います。他のゼミ生は、みんなそれに向かって走っているわけです。そんな中、3人だけは別の方向を向いて頑張らなくてはいけないわけですから。

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 その後もいろいろありましたが、長くなってきたので、一気に当日まで飛ばしましょう。

 さて、最終プレゼン当日(218日)です。当日、来られるゼミ生10名(3年生9名と4年生1名が駆けつけてくれました!)で、東大の赤門前で待ち合わせ、福武ホールを目指しました。会場の入り口には、こんな看板を発見!
 
2017.2.18最終プレゼン会場にて
(東京大学福武ホール)
 左下のチームですね。チーム名は、なんと`sachild`。私には子どもがいませんが、こんなところに子どもが!!と思うようなネーミングですよね。なんて愛のあるネーミングでしょう。

 会場に到着すると、「撮影禁止」との文字が、、、残念ですが、写真や動画は後日アップされると思いますので、それを待ちましょう。

 プレゼンはどうやら3番目のようです。3人が提言するのは、

『現代型お見合い』

です。幸せな子育てをするために、幸せな結婚を。そのために、子育てや生活に対する価値観のマッチングを重視したお見合いをし、その後、生活リズムや考え方を調整するために共同生活をしてみよう、というものです。

 今だから正直に言います。このプランが一次審査を通過したと聞いたとき、

『うーーーん、この提言が通過したのかぁ、、、とすると、私にサポートできることはあんまりないかもしれないなぁ』

と思いました。子育て支援や子どもの福祉関係であれば、私の専門です。でも、結婚、それもお見合いです()!お見合いしたこともないですしねぇ。ハウスシェアならありますけどねぇ。。。

『これは、もうプレゼンの練習に付き合うくらいしかできないな。でも、若者のフレッシュな感覚が審査員の何かを動かして選ばれたんだろうから、ぎりぎりまではあまり口出しをせずに見守ろう』

と決めたのです。

 そして、いざ最終プレゼンのときがやってきました。予想以上に緊張しているように見えます。一人は、ずっと呪文のようにプレゼン原稿を唱えています。一人は、机に突っ伏して、集中しようとしているようです。一人は、プレッシャーはそこまで感じてなさそうですが、借り物の靴で靴擦れしてしまったみたいです()

 途中、固まってしまったところもありましたが、あれだけ緊張していたのが嘘のように、堂々と発表していました。事前のリハーサルチェックで注意した動きも直っていました!質疑応答にも、うまく答えていて、今年は、ディベート大会に参加できなかった分、ちゃんと別のところで頑張ったんだな、というのが伝わってきました。

 最後にグランプリの受賞がわかったとき、思わず息をのみ、涙してしまいました。後で聞いたら、他のゼミ生たちも同じだったようです。

 受賞後、感極まる中、3人ともコメントを求められたのですが、その中で、合宿で一次審査通過者に会い、他のチームの内容もプレゼンも素晴らしく、このままじゃダメだと思ったけれど、

『チャレンジしてみよう!』

と思ったとコメントしたシーンがありまして、思わず、私、、、

『おぉ、こんなところに進一層の精神が根づいている!』

と母校愛?も感じてしまったのでした。


 受賞後も、興奮さめやらず、3人がインタビューや懇親会を終えるのを、近くのお店で待ち、みんなでお祝いしました。本当に、おめでとう!

橋爪先生(似顔絵を描いたのは現法の学生さんです)
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橋爪先生ありがとうございました。

ではまた次回!


2017年2月10日金曜日

【学問のミカタ】法も「ルール」
~そんな「法」の学び方をお教えしましょう~

2016.12.7 ゼミ研究報告会打ち合わせ
(桜井 健夫教務主任挨拶)

みなさんこんにちは。

今日は入試3日目です。今日が一番受験生が多い日だそうです。
現法さんのいる部屋も《総動員》で監督に行ってます。(現法さんはお留守番係)
いいお天気でよかった、受験生の皆さん、頑張ってくださいね。

さてさて、今日は【学問のミカタ】テーマは【ルール】。
現代法学部は桜井 健夫先生が記事を寄せてくださいました。

【ルール】 なるほど、法も立派なルールですね。

桜井先生から「文章は長いですがそのまま載せてください」と書き込みがあり、読んでみたところ確かに少しナガーイ!

シカーシ!
「どこの学部を受けようか」悩んでいる高校生の皆さんには「法」の選択肢を考えられる良い記事です。(もう少し早く書いてくれればよかったのに)

また、既に現法で学んでいる学生の皆さんも、改めて読んでみると、「来年どの授業を受けようかな」の参考になると思いますよ。

それでも長い文章か~どうしようかな・・・の皆さんに更におすすめ!

桜井先生によると、こんな人はこれを勉強してみたら?とのことです。

国家や政治、哲学に関心がある人⇒ 政治をにらむ・憲法
論理が好きな人⇒ 条文から始まる・刑法
バランスのとれた判断力を磨きたい人⇒ 結論から始まる・民法
ビジネスの実務に興味のある人や立法論に関心がある人⇒ 法は後からついてくる・商法
キャリアの授業で、よく「こんな人にはこんな職種がおすすめ」なんてありますが、法について桜井目線でおすすめを考えてくれました。はい、あとは読んでみてくださいね。

ではではどうぞ~。

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2016.12.17ゼミ研究報告会(桜井ゼミ①・②)

現法ブログ2017年2月 「ルール」
                               桜 井 健 夫

法の学び方
2017年1月、米国において、AI(人工知能)がトランプゲーム(ポーカー)でプロと対決して圧勝したという報道がありました。AIはゲームのルールを学び、その上で確率と読み合いの勝負をしたわけです。他方、同じ米国のトランプでも大統領の方は、入国に関するルールにこだわった司法長官代行を解任したと報道されています。



 このようにルールには、ゲームのルールから法までいろいろあります。現代法学部ではこのうち法を学びます。一口に法と言っても、憲法、法律、政令、省令、条例など様々なものがあります。これらは、実際に制定手続きを経て文字で表されているので、実定法と呼ばれます。それを集めて本にしたものが、六法全書やさまざまな法令集です(これに対し、文章化されていない慣習法というものもあります)。


 法はそれだけでは使えません。法の内容を確定して具体的な事実に当てはめる作業が必要です。これを解釈といいます。現代法学部では、法の解釈を学ぶことができます。解釈の仕方には、実は法によって相当違った特徴があります。法の解釈を学ぶには、その法における解釈の特徴を知っておくことが大切です。このブログでは、憲法、刑法、民法、商法における解釈の違いに焦点を当てます。今これらの法を学んでいる人は、この違いを意識して役立てて下さい。これからどれを中心に学ぶか選択する人にも参考になると思います。

政治をにらむ・憲法
憲法は、国家を縛る規範であるため、解釈も政治の影響や圧力を受けやすい面があります。9条(戦争の放棄と戦力の否認)、2条(皇位の継承)などが最近話題となりました。政府が解釈を変更すると、それ自体がニュースとなります。変更後の政府解釈が正しいかは、最終的には裁判所が判断する立場にあります。政府の影響からどこまで自由に判断できるかが問われます。ただし裁判所は、そもそも訴訟が提起されないと判断できないという受け身の立場です。
憲法の解釈を学ぶことは、国家や政治を学ぶことにつながります。人権規定の解釈では、人にとって何が大切かを考える哲学的な思考も関係があります。国家や政治、哲学に関心がある人は、興味をもって学ぶことができると思います。

条文から始まる・刑法
 刑法は、罪の具体的内容とそれを犯した場合の処罰内容を定める法律です。盗んだら懲役何年、わざとケガさせたら懲役何年、罰金いくらなどと範囲をもって決めています。市民は、法律で犯罪として書かれている行為をしなければ処罰されることはありません。これを罪刑法定主義といいます。市民の行動の自由を確保するための、重要な原則です。
 このように刑法には、してはならない行為を事前に明示するという機能が求められ、それが解釈に反映されます。範囲が明確に伝わらなければなりませんから、条文に使われていることばは、その通常の意味に従って厳格に解釈されます。拡大解釈や類推解釈は許されません。構成要件、違法性、責任という判断枠組みにしたがって、ことばを精緻な積み木のように組み立てて解釈していきます。これが刑法の解釈の特徴です。論理が好きな人ならば、とても興味深く学べるはずです。



結論から始まる・民法 
 この見出しには民法の先生から異議が出るかもしれません。民法だって論理的に解釈するぞ、と。でも他の法律と比較すると、条文からではなく結論から解釈が始まる点が民法分野の特徴です。
民法の、利息に関する規定の特別法である利息制限法(高利貸が高い利息を取るのを制限する法律です)の解釈で、有名な話があります。その1条2項には、制限を超える高い利息でも払ってしまえば返還請求できない、と書いてありました。この通りだと結論が望ましくないということで、裁判所は、制限を超える高い利息は払ったあとで取り返せる、つまり過払い金は返還請求できる、という判決を出しました。条文の通常の意味と正反対の解釈です。この判決が定着して、数十年その解釈が続いたのちに、法律がそれに沿って改正されました(2010年、利息制限法1条2項を削除)。
 こう書くと、民法分野の解釈はでたらめに見えるかもしれませんが、そうではありません。民法分野の解釈では、よい結論であることが最も重要で、後から、その結論に合わせた理由付けが論理的に構築されるのです。そして、何がよい結論であるかは直感的に決まるのではなく、利益衡量という検討を経て決められます。この判断が解釈の一部を構成するので、社会経験の少ない学生には難しい部分があります。逆にいうと、多方面に配慮して何がよい結論であるかを考えるという、バランスのとれた判断力を磨きたい人にとっては、学びがいのある分野です。


         
法は後からついてくる・商法 
 商法分野には、商法、会社法、手形法、小切手法、保険法をはじめ、たくさんの法律があります。この分野は変化が速い経済社会を対象とするので、法が変化を追いかけます。たとえば、支払いには様々なカードや電子データが使われますが、これに関する法律は断片的です。支払いに関する法律である手形法や小切手法は、これにはまったく対応していません。実態の変化に法律が追いつかない分野であり、後追いで法律を作ったり改正したりしてきました。
このような商法分野の解釈の特徴は、機能重視です。こうすればこうなる、という要件・効果の関係に着目して、分かりやすい解釈を展開していきます(ただし会社法は、機能重視が行き過ぎて、逆にわかりにくくなったといわれることもあります)。原理原則にこだわった難しい解釈は歓迎されません。ダメなら法律を作ればよい、変えればよい、という発想をします。そのため、新しい法律がしばしば作られ、頻繁に改正が行われます。ビジネスの実務に興味のある人や立法論に関心がある人にとっては面白い分野です。

                                       

このように、基本法でも種類によって解釈の基本スタンスが相当異なります。このことを意識して学ぶとさらに興味深いものとなるはずです。

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桜井先生、ありがとうございました!

いかかでしたか。
日本の政治の今後が気になる⇒よし、来年度は加藤先生の「憲法」を履修しよう!なんていかがでしょうか。

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ではまた次回!
(次回はゼミ研究報告会「懇親会」編!)
※早くしてください、の学生の皆さんすみません