2014.7.4 授業「裁判傍聴演習」 |
皆さんこんにちは。
6月も終わり、なんと、2014年の半分が終了しました。
2014年上半期はどうでしたか?「何もしなかった!」なんて人もいるのでは。
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「何もしなかった」という1,2年生のみなさんにちょっと宣伝。
今年の夏に、「1DAY インターンシップ(企業見学会)」を開催します。現法さんは担当ではないのでちょっとよくわかりませんが、学務課とキャリアセンターで企画しているようです。説明会が7月7日(月)昼休み@F309で開催されますので、これから就職について考えていく「とりかかり」として参加してみてはいかがでしょうか。詳細は、TKUポータルの6月29日「お知らせ」で確認してください。
「何もしなかった」という全学年のみなさんにちょっと宣伝。
まだポータルで案内が出ていませんが、夏休み中に2回「震災ボランティア」が行われます。既に今年度2回行われましたので、3回目、4回目です。
【東経大ホームページへ】東日本大震災被災地へのボランティア取り組み
今のところ、8月27日(水)~29日(金)、9月10日(水)~12日(金)の予定です。会議で承認され次第、TKUポータルに掲出しますので、「被災地復興に少しでも役に立てたら」と思う人はぜひ参加してみてください。現法さんは何度も参加していますが、被災地はまだまだ人手を必要としていると感じます。今回もどちらかの日程に参加する予定です。一緒に活動しましょう。
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さて、今日の話題は「模擬裁判」です。
卒業生の方でブログを読んでくださっている人は「懐かしい~」と思うのでは。
模擬法廷を行う「裁判傍聴演習」は開設当初からある科目です。2年生の1期に履修します。
「裁判傍聴演習」は、3人の先生と、宮本先生(元現法教員、弁護士)で担当しています。
今年度の担当は加藤一彦先生、村千鶴子先生、中村悠人先生です。
4月は、加藤先生が裁判制度全体について講義を行います。5月・6月前半に、村先生が民事裁判について、中村先生が刑事裁判について講義を行い、6月末~7月上旬に「模擬裁判」が行われます。
模擬裁判は「キャスト」と呼ばれる学生がステージ上の裁判傍聴セットを使って行います。聴講している学生は「裁判体」と呼ばれるグループを作り議論を行います。
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今年のキャストのみなさんを紹介します。知った顔が多くてビックリ。
事件は、恒例の「ベガス」事件です。
検察側 |
裁判官 裁判長は今年は橋本君でした。 |
裁判員 |
弁護側 |
被告役 |
最終陳述が終わると、中村先生から各自で判決を考えるよう指示がありました。
六法を開きながら自分で考えます。 |
その後、中村先生から、情状酌量や執行猶予に解説が行われました。「これは1年生の刑事法基礎でもやりましたが」とおっしゃっていましたが、実際に裁判を行いながら考えることで、より分かりやすくなったと思います。
つづいて、各裁判体でそれぞれ判決を出すように指示がありました。
ここでなんとカメラの充電切れ。残念。
以上、授業リポートでした。
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模擬法廷を使っての授業は今日で終わりましたが、履修生のみなさんには、これから「本番」が待っています。
もう生協で購入しましたか?今年は黄緑色です。
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夏休み中に、実際に裁判所へ行き裁判を傍聴し、それを「記録帳」にまとめます。授業で学習したことが役に立つ瞬間です。
びっしり埋めてくださいね。 書き出しは字下げすることを忘れずに。 |
これを10月初旬に提出して授業が終わります。あとは成績発表を待つのみ。
「裁判傍聴演習」は第1期の授業ですが、成績発表は第2期になります。
記録帳の返却を希望する人は、裏面に切手を張って、住所氏名を記入しておいてください。
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今回は授業の紹介でした。いかがでしたか?
実はこの科目、新カリキュラムでは廃止する予定でした。先生方の労力が大変だということや、各教員がそれぞれ裁判に連れて行けばよいという意見が出たためです。
しかし議論を深めていく中で
「やっぱりこの科目は現法ならではの科目で重要だ」
ということになり、継続が決定しました。
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7月は試験がありますが、体調を崩さないようにしてくださいね。この1カ月を乗り切れば、楽しい夏休みが始まりますよ。
ではまた次回!