2014年3月28日金曜日

『袴田事件』の再審決定!        ~大出ゼミが向き合った袴田事件~

 

 
昨日から、新聞・テレビ・各メディアでトップ記事として扱われている「袴田事件の再審決定」。
 

 死刑が確定していた袴田さんは、今回の再審開始決定を受けて、死刑と拘置の執行停止が認められ、48年ぶりに釈放されました。

 48年ぶりに自由を手にして見る日本の景色は、袴田さんの目にどのようにに映ったことでしょう。

【外部ホームページへ】東京新聞
【外部ホームページへ】読売新聞
【外部ホームページへ】朝日新聞
【袴田巌さんを救う会ホームページへ】袴田事件とは

 わが現代法学部の学部長、大出良知先生も袴田事件を支援していた一人でした。早速インタビューを受けていました。

【朝日新聞デジタルへ】「半世紀経て再審、遅すぎ」大出良知、東京経済大教授


 「袴田事件」については、今年1月に、関係者を招いた学術講演会を開催しましたので、現代法学部のみなさんはよく知っていると思います。
大出 良知 教授

真剣に聴講する学生

戸舘 圭之 弁護士

新田渉世 氏
(日本プロボクシング協会 袴田巌支援委員会委員長)


 また、以前のブログでも取り上げたように、今年大出ゼミではこの袴田事件について、ゼミ生全員で取り組み、研究を進めてきました。その活動は学内においても高く評価され、「学内GP」という獲得型の学内補助金を受けることができました。また、テレビで取材を受け活動が放映されたこともありました。

 12月のゼミ研究報告会では、活動について報告を行いました。

【東経大学生記者レポートへ】現代法学部ゼミ研究報告会



 袴田さんが”犯人である”とした、「証拠品」について、≪パジャマ≫に着目したグループ、≪くり小刀≫について調べたグループ、≪ズボンの端切れ≫について調べたグループ、≪下着の半袖シャツ≫について調べたグル―プ、取り調べそのものについて調べたグループなど、各グループごとに検証を行いその報告が行われました。
 




 大出ゼミ発表ダイジェスト
(片岡ゼミ所属の比留間君が幹事をしている「放送研究会」が作成してくれました!)


  
 
  発表の最後に、ゼミ長の田野井くんは「私たちもいろいろ調べた結果、再審を行うべきだと考えています、再審の決定が期待されます」と締めくくっています。

 
 そしてこのたび、再審が認められました。2014年度の大出ゼミはますます忙しくなることでしょう。みなさんの頑張りに期待しています!

それでは!