2014年12月24日水曜日

ゼミ研究報告会写真館2014①
(1号館3階発表編)

報告準備中の大出ゼミ

皆さんこんにちは。

先週の水曜日に無事に終わりました、「現代法学部ゼミ研究報告会」。お疲れさまでした。
どうでしたか?昨年のリベンジを果たせたゼミもあるでしょう。また、来年度に向けて再始動したゼミもあるのでは?

今年は、昨年の倍以上のゼミが発表を行いました。現法さんは全てを見ることができず本当に残念でしたが、昨年度よりもレベルアップしているなぁと感じました。
写真でしかお届けできませんが、様子をどうぞ。

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A301
橋爪 幸代ゼミ

橋爪ゼミはディベート形式で発表を行いました。要旨等については「来週のディベート大会の手の内を明かすわけにはいかない」ということで非公表でした。

*これ以上の未婚率の増加・出生率の低下を食い止めるにはどうしたらよいか
(写真がなさそうです、ごめんなさい)

*発達障害の若者の『ユニバーサル就労』を実現するためにはどうしたらよいか






*『非正社員』がまともに暮らしていく社会づくりのためにはどうしたらよいか







*生活困窮者の自立支援はどうしたらよいか?-生活困窮者自立支援法成立を受けて






A302
木本 洋子ゼミ
*ロールプレイって何するの?

私達のゼミでは、民事訴訟手続について研究、学習しています。特に調停など話し合いによる紛争解決手続に関するロールプレイを実際の判例をもとに行っています。判例は近隣住民とのトラブルやアルバイトの解雇に関するものなど、法律をより身近に感じることができます。今回の報告会では、今年度に行ったロールプレイを要約し、分かりやすく実演したいと考えています。






村本 武志ゼミ
*恋愛禁止は違法であるか

社内規則、学校規則等における恋愛禁止の実状調査と、恋愛禁止における最近の裁判例をもとにした報告を行います。





 *羽貝 正美ゼミ
 来る災害に備えて-足立区防災の取り組み-

足立区は、東京都23区の中でも人口約69万人と第4位、面積も53万㎢と第3位の位置を占める一方で、軟弱な地盤や荒川の氾濫といった自然災害による大きなリスクも抱えている。また高齢化率も23%と、区部で最も高い水準にある。こうした地域特性を踏まえて、自治体はどのような取り組みを展開しているのか。また区民にどのように情報を提供し、地域の備えを進めようとしているのか。現状と課題を探った。





*地域特性を生かした協働のまちづくり-小布施町の取り組みを手がかりに-

少子高齢化が進み地域が活力を失いがちになるなか、全国の自治体、特に小規模市町村で地域の活性化が大きな課題となっている。そうした活性化の手がかりは自治体や地域によって異なるが、歴史や文化、地域の特産物など地域固有の諸資源を十分活かすこと、また行政と住民・地域との間に連携・協力の関係を築くことが大きな条件になるものと思われる。このグループ研究では、早い時期から地域づくりに取り組み、大きな成果をあげている小布施町の取り組みに学ぶことを課題とした。




A303
大出 良知ゼミ
*裁判員裁判の現状と課題

裁判員裁判がはじまって5年が経ちました。その裁判員裁判がどのように行われているか、実際に傍聴してみてその現状を観察し、どのように裁判が変わったのか、どのような課題があるか考えてみたいと思います。








中村 悠人ゼミ
*社会における刑法

ニュースでは刑事事件が良く取り上げられるけれど、実際に刑法はどのような役割を果たしているのか。その一端を知るために、ゼミでは色々な事例をもとに刑法を学んでいます。将来、私たちも裁判員裁判に関わる可能性はあるので、刑法はひとごとではなくなっています。でも、刑法は難しそう。そこで、ゼミ研究報告会では、ゼミで学んだ成果を生かし、実際にこんなことが起こったら刑法はどうやって登場するのだろう?という事例から、皆さんに刑法の一端を知ってもらおうと思います。



藤原 修ゼミ
*兵たちの戦後史
*日本の戦争犯罪-強制連行、南京事件、東京裁判






A304
奥山 正司ゼミ
*過疎地における高齢者夫婦の家族・地域生活と役割行動
 -山形県大蔵村の高齢者夫婦のみの世帯を対象として-①
 

<共通趣旨>農村地域では若年層の大幅な減少によって地域社会の基礎的生活条件の確保にも支障をきたすような「過疎問題」が発生している。今年の夏休みに、その一例として老夫婦世帯を対象にした。山形県最上郡大蔵村をフィールドとして、高齢者の夫婦世帯を対象に面接調査を行った。その理由は、一人暮らし高齢者には、諸々のサービスが行き届いているが、夫婦世帯にはそれが皆無に等しいため、彼らの生活に様々な問題点があると考えられているからである。

第一報告では、大蔵村の人口、世帯、各集落の特徴、診療所、住民の生活圏の特徴等を述べる。また、大蔵村の老夫婦世帯の高齢者の生活状況を統計的に明らかにする。その上で老夫婦の生活の問題点や、家族・地域での役割について検討する。  プリテストは、6月及び7月の二度にわたってゼミ生の有志が現地に行き、民生委員に対象者(ケーススタディ)のサンプリングや地域生活の現状についてお伺いした。8月の本調査での調査項目は、夫婦の健康状態、車運転の有無、社会参加活動の状況、家事の役割遂行、子供との関わり、親族との関わり、友人との関わり、近隣との関わり、民生委員との関わり等である。これらのケーススタディの結果については第二報告で検討する。





*過疎地における高齢者夫婦の家族・地域生活と役割行動
 -山形県大蔵村の高齢者夫婦のみの世帯を対象として-②

8月の本調査におけるケーススタディは、10ケースの対象者に対してゼミ生3人が一組となり、生活の調査項目の他、老夫婦世帯の夫、妻双方にそれぞれ健康状態、車運転の有無、社会参加活動、家事の役割遂行、子どもとの関わり、親族との関わり、友人との関わり、近隣との関わり、民生委員との関わり及び随伴行動等についてヒアリングした。その結果、大蔵村の老夫婦世帯の支援ネットワーク及び夫婦の随伴行動にはどのような特徴がみられるのか、特にその夫婦間での性差と対応策について検討する。




西下 彰俊ゼミ
*日韓老人ホームの比較分析

8月22日(金)に立川市にある至誠老人ホームをゼミ生全員で見学した。9月16日にソウル市内の老人療養院をゼミ生の半数強で見学した。同時期に見学した日本と韓国の高齢者ケア施設を比較分析する。





 *仙台市仮設住宅アンケート調査の分析

2013年夏に実施した仙台市内仮設住宅でのアンケート調査の結果から、どのようなことが読み取れるかについて、分析結果を報告する。




*学内GPによるゼミ活動

2012年、2013年の2年間にわたり、西下先生の課題が「学内GP」に採択された。2013年の採択課題のテーマは、「社会貢献・教育・研究の融合型実践2年目の展開」であった。僕達ゼミ生も、採択課題の一部について活動を行った。大学からの補助金を得て、仙台市内の仮設住宅でボランティア活動、アンケート調査、インタビュー調査を行った。2年間の活動をまとめることにより、「ゼミ」の紹介としたい。