2015年2月4日水曜日

2015年4月入学生からの新カリキュラムについて~上級生の皆さんにも説明します~

話題の「単位パン」東経大生協にもあります。

 皆さんこんにちは。毎日寒いですね。

 久しぶりにブログを書きます。

 言い訳ですがちょっと最近 「い そ が し い !」 のです。春は大学は暇だと思っている学生のみなさん、違います。実は一番忙しい時期なのです。
更に、今年は大規模な「カリキュラム改革」がありました。この準備が大変。

 おかげさまで、今年の志願者は増えています。新入生のためにも頑張らないといけないですね!




 さて、学生課から、「3月に、現代法学部のオリター向けに、1年生のカリキュラムを説明してほしい」と依頼を受けています。皆さん果敢にも新カリに挑戦しようとは!!勇気と熱意に敬意を表します。

 しかし、ちょっと不安です。大丈夫かな?本当に間違いのないように1年生に説明してくださいね。

 オリター以外の現法学生さんも、自分のサークルに現代法学部の1年生が所属したときには、先輩として【カリキュラムのアドバイス】をすると思います。しかし、14L以前の学生さんと、15L以降の学生さんとでは、カリキュラムが随分違います。十分に注意してください。

 大学では、入学式当日に「新入生学部オリエンテーション」を開催して、新1年生に説明します。また、2日、3日の「学習相談会」では、例年通り「1年生ミニ講習会」を複数回開催する予定です。今年は「学籍番号指定」で開催します。

【大学ホームページへ】4年間の流れ 2015年度から新たなカリキュラムがスタートします。


 新カリが難しいわけではないんです。むしろ皆さんの旧カリのほうが難しいです。ただ、旧カリを覚えていると、新カリと混同すると思います。授業の内容や、履修方法などは説明してもらってもいいと思いますが、仕組みは、学務課に問い合わせてもらったほうがいいかもです。ざっと下に目を通してご検討ください。

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 2015年度1年生からの、「大きな変更点」をあげます。
     (当たり前ですが、14L以前の皆さんは今までと変わりません)

①卒業要件単位が、128単位から124単位になりました。
 自由認定枠が16単位から12単位に減っています。
 1年間の履修上限等は変わりません。

②細かな「卒業要件単位区分」がなくなりました。
 例えば、皆さんは、
 「基本科目A群からリーガルリテラシー入門の必修単位4単位を含む10単位とって、B+C群から併せて24単位とって、更にA・B・C合計で38単位とらなければ卒業できない…」のようなルールがたくさんありますが、新1年生から、
 「総合教育科目36単位」「現代法学部専門科目76単位」「自由認定枠12単位」
 の計124単位となります。ここはとてもわかりやすくなります。

【大学ホームページへ】現代法学部科目卒業要件表

③ ②の代わりに、6つの「プログラム制」を導入し、2年次からどれか一つに必ず所属します。
  プログラムの履修モデルに沿って各自で学んでいきます。
  
 プログラムは以下のとおりです。
  「総合法プログラム」
  「公共政策プログラム」
  「ビジネス法プログラム」
  「消費者法プログラム」
  「環境法プログラム」
  「福祉法プログラム」
 
 今まで「現代法学部アドバンストプログラム」だった「ビジネス法プログラム」は、6つのプログラムの一つになりました。 

④「現代法学部専門科目」に、履修必修科目が増え、必修がなくなりました。
 
変更した必修・履修必修
 ・1年1期・・・「リーガルリテラシー入門」→必修から履修必修科目へ
 ・1年2期・・・新設「社会・法学入門」 履修必修科目
 ・1年2期・・・廃止「○○問題と政策」
 ・2年1期・・・新設プログラム入門科目 指定履修必修科目
 ・2年1期・・・新設「基礎演習Ⅰ」 指定履修必修科目
 ・2年1期・・・新設「社会・法学セミナ―」 指定履修必修科目
 ・2年1期・・・「裁判傍聴演習」→履修必修科目から指定履修必修科目へ
 ・2年2期・・・新設「基礎演習Ⅱ」指定履修必修科目

 2年1期の「社会・法学入門」は、「犯罪と刑罰と社会」や「環境問題と政策2」のような授業です。

【過去のブログ記事へ】体験型授業「環境問題と政策2」



 また、総合教育科目の英語の必修が8単位から4単位になっています。
 【大学ホームページへ】総合教育科目卒業要件表


⑤「演習」が3,4年生ゼミになりました。2年生は半期の演習を2つ履修します。
 2年生ゼミは、必ず違う先生を選ばなくてはいけません。さらに指定履修必修科目です。





⑥現代法学部科目で、科目名の変更や、新設があります。
 皆さんの「卒業要件表」に載っている科目と違うのは以下の科目です。

「大学入門」「社会・法学入門」「社会・法学セミナ―」「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」「外国の法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」「民事手続きと法a/b」「少年法」「労働法a/b」「公共政策論」「現代政治学a/b」「公共政策論」「国際学Ⅰ・Ⅱ」「会社法a/b」「企業取引法a/b」「基本ビジネス法Ⅰ・Ⅱ」「租税法(個人課税)a/b」「租税法(企業課税)a/b」「基本消費者取引法a/b」「商取引と法a/b」「知的財産法(特許法・著作権法)」「消費者問題と法」「環境問題と法」「福祉問題と法」「高齢者福祉と法(制度・政策)」「高齢者福祉と法(サービス)」「福祉調査」「応用福祉調査」「障がい児・者と法」「社会福祉実践」「貧困と法」「児童福祉と法」「キャリア講座Ⅰ・Ⅱ」「インターンシップ」

(廃止科目は省略)

⑦他学部の科目で、現代法学部生が履修することができる科目が増えました。
 今も他学部の科目を受講できますが、さらに増えた科目は以下の科目です。

「広告論a/b」「広報論」「リスクマネジメント論a/b」「企業コミュニケーション基礎」「ソーシャルメディア論」「コミュニティの経済学a/b」「ソーシャル・マーケティング論a/b」「国際貿易論a/b」「財務会計論a/b」「環境経済学a/b」「環境ビジネスa/b」「社会政策a/b」「コミュニティ福祉論a/b」


⑧アドバンストプログラムが変わります。
 「法プロフェッショナルプログラム」と「公務員支援プログラム」になります。

 ・・・と、ざっと挙げてもこれだけあり、細かな変更点はまだまだあります。「民事法基礎」の単位取得には「法学検定ベーシック」の受検が必須になりました。また履修開始年度が変更になった科目もあります。総合教育科目にも変更がありますし、上の説明にも「指定履修必修科目」「公務員支援プログラム」など、知らない言葉があると思います。



何が言いたいかと言うと、
「覚悟して来てくださいね☆」

ではまた次回!