2015年4月2日木曜日

ご入学おめでとうございます! 
~4月1日、2日の様子~

目立ちたがり屋さんも、引っ込み思案さんも、
みんないらっしゃ~い!By落語研究会(佐藤くん)

みなさんこんにちは。

春ですね。桜が咲き誇り、暖かな日差しの中、本日、在校生の皆さんは新入生勧誘に大忙しです。

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昨日4月1日は、入学式が行われました。

【東経大ホームページへ】2015年度入学式挙行~桜満開のキャンパスに新入生集う

今年の「新入生代表挨拶」は、現代法学部生でした。とてもいい挨拶だったと、感想をおっしゃっていた先生がいました。289名の現代法学部新入生をお迎えしました。

入学式終了後に、【現代法学部学部オリエンテーション】を開催しました。

礒野 弥生学部長挨拶

桜井 健夫教務主任から、6つのプログラム説明

現法さんから履修の説明

真剣に聞く新入生の皆さん

本日4月2日と、3日に、毎年恒例の「春の学習相談会」を開催します。

例年、2号館を使って学習相談を行っていましたが、「パソコンがあったほうが便利!」と言うことになり、5号館になりました。5号館4階は、現代法学部の貸切です。
今年からパソコン教室を使って学習相談を行っています。

1年生は、今年度から【学籍番号指定】で全員を呼び出しています(任意ですが)。現法さんと、優しい久保先生が一人ひとり見て回りますので、履修登録が不安な場合は、ぜひ参加してください。

一人ひとり、パソコンを使い履修登録をしてみます。



E408、E409教室は、自由にPCが使えるように開放しています。気軽に参加してください。

ではまた次回!

2015年3月24日火曜日

【学問のミカタ】「卒業」に寄せて


2015.3.23 西下 彰俊ゼミ


皆さんこんにちは。

昨日記事をアップして、本日連投になります。

な・ぜ・か・?

と申しますと、全学部でイベントを行うためです。
【共通のテーマ】で、各学部からアプローチした記事を書くことになりました。他学部は既に記事をあげております。現代法学部も本日記事をアップします。

【コミュニケーション】【学問のミカタ】卒業式と入学式のあいだ
【経営学部】卒業式はどんなファッションやヘアスタイルがいいですか?
【経済学部】はまだのよう。

テーマは【卒業】。我らが現代法学部長、礒野弥生先生が、「日本の教育制度」について憲法からアプローチしてくださいました。ではどうぞ!

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  「卒業」に寄せて

5号館前の花
 春の輝く光の中で白い花弁を枝いっぱいにつけるこぶしの花、水仙の鮮やかな黄色、そして夜の闇の中でも香りを放つ沈丁花。寒い冬から解き放たれて、自然もその息吹を吹き返す春の訪れと共にまず来る行事が、卒業式です。どんな人でも最低2回、大学まで進学すれば4回経験をします。それぞれ、その人ごとに思いは異なり、その人にとっても、それぞれの卒業式を向かえる気持ちは違っているでしょう。生きてきた区切りとして、万感の思いがその時だからこそ、卒業の歌は山ほどあります。

 卒業は終わりを意味するわけではありません。卒業式は、新たな世界への一歩を踏み出すための儀式でもあります。あることへの区切りと新たな出発、この繰り返しを経ることで、人は一歩一歩成長し、豊かな知性と感受性を備えていくことが期待されています。

 生まれてから、この繰り返しもない人生だとしたら、と考えてみたことはありますか。生まれて、学校にも行かず、働けるようになったら、家の仕事をずーっと続けて、あるときに結婚をして、子どもが生まれて、その子が成長し、そして人生を終えていく。そんな人生はありえない、という人はいますか。もちろん、ありえるどころか、歴史を見てみればその方がずっと多いです。もっとも、家の仕事のない人や継げない人は、家庭からの卒業という儀式がありますね。その意味では、ありえない、という人の言うことは正しいということかもしれません。

2015.3.23 学部長挨拶

 入学と卒業、ごく当たり前に考えているのが、私達ですよね。でも、歴史をみると、どうでしょう。「学校制度」は、「東から太陽が昇り朝が来て、西に太陽が沈んで夜が訪れる」、というような地球上の普遍の出来事とは全く違います。学校は、人が造った制度です。日本で誰もが「学校」に行くようになったのは、1872年の学制発布に始まります。ずいぶん昔のことだと思うかも知れませんが、永い歴史を見てみれば、ごく最近のことですね。

 日本では、41日から331日の間に満7才になる子どもは、6年間と3年間の併せて9年間を学校制度の中で学び、生活することを学校教育法で義務づけられています。簡単に義務といいましたが、子ども達にとっては「義務」ではなく、『権利』なのです。憲法26条第1項には、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とあります。教育を受けることが人の成長につながるとするならば、学ぶことは「権利」として保障されなければならないのです。しかし、権利ということだとすると、学校に行きたければ行くし、行きたくなければ行かなくて良い、ということになりそうですね。

 実は、義務を課されているのは、子どもの保護者です。同条2項で、「その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」とされています。子どもは子どもらしく、働くことから解放されて、権利として教育を受けることができるということは、人の成長にとって、大変大事なことなのです。別の見方をすれば、親等は子どもに教育を受けさせる義務があるので、子どもは否応なく学校に行かされる、ということになるのです。国もまた教育制度を整え、子ども達の教育の権利を保障する義務があるわけです。

 高校、大学となると、だれにとっても憲法上の義務はないのですが、20世紀も後半からは、社会が高校卒程度の実力を求めるようになり、義務ではないけれど、実質的に学びたい者が学べるような制度となっています。このように、憲法が教育の機会を保障するために教育制度の整備を要求し、それにそって、様々な法律が作られて、みなさんが学校に入学し、卒業をしていくのです。それでは、学校制度について決まっている内容は義務教育の他にはどのようなことがあるのでしょうか。これについては、また別の機会に。

 ところで、憲法は、国民が、子どもの時ばかりではなく、いつでも教育を受ける権利を行使できるといっているということもいえます。本当に学びたいと思ったときに、その機会が与えられていることが大事なことです。「学び」は子どもから大人への過程だけではありません。実は、生涯を通じて、「学ぶ」ということが大事なのです。生涯教育という言葉が定着していますが、そのための制度が様々なところで用意され、大学についても例外ではない、ということです。


 卒業という言葉から、教育を受ける権利を取り上げてみました。少しは新しい知識を吸収できたでしょうか。今回から、現代法学部の様々な教員が「お題」に従って、法と関連することあれころを書いていきます。ぜひ、読んでみてください。

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礒野 弥生先生ありがとうございました!

次のお題は何でしょうね。ではまた次回!

2015年3月23日月曜日

あっという間の4年間!~ご卒業おめでとうございます~



皆さんこんにちは。
桜の開花宣言があった本日、2014年度卒業式が行われました。

この学年の皆さんは2011年度入学生です。
2011年度といえば、東日本大震災の影響により、入学式が中止になった年でした。
あれからもう4年なんですね。月日がたつのは早いです。
「卒業式はあって良かった!」という声が聞こえてきました。


------2011年3月11日の大学の様子------------

校舎から出るようにアナウンスが
あり、皆が集まってきました。

当日は教授会などの会議が行われていた
ため春休み中でしたが結構人がいました。

帰れない学生、教職員、帰宅困難の人
にアルファ米等が準備されました。
コミュニケーション学部長の川浦先生に、写真をご提供いただきました。ありがとうございました。
詳しくは、川浦康至先生のブログで見てくださいね。

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さて、卒業式(学位記授与式)に話を移します。
先ずは学位記授与が行われました。










続いて、礒野 弥生学部長からご挨拶が行われました。
自分のことだけではなく、周りのことも考えることが出来る人間になってください、と礒野 弥生先生からメッセージが送られました。


次に、「成績優秀者表彰」が行われました。

今年初めて「国際学プログラム」の修了者が2名誕生しました。


2015年度末で定年退職を迎えられる島田先生からご挨拶がありました。周りを良く見ること、コミュニケーションをとること、チャレンジすること、これが大事だ!とメッセージが送られました、

終了後は写真タイム。お世話になった先生方と写真を撮っていました。














皆さん本当におめでとうございました。

取り急ぎ写真がほしいとのことでしたのでアップしました。現法さんはこれから島田ゼミの追いコンに行ってきます!

ではまた次回!

2015年3月5日木曜日

いよいよ新カリキュラムがスタート! 
~新カリキュラム説明会~

現代法学部の新入生は私たちが面倒見ます!オリターの皆さん

皆さんこんにちは。

だいぶ暖かくなってきましたね。
ブログをサボりぎみでしたが(すみません)、気づけば3月・・・あと3週間で卒業式。
そして、あと1ヶ月で2015年度新入生をお迎えします。

大学は【卒業生を送り出す準備】と【新入生を迎え入れる準備】で大忙しですが、学生の皆さんも新学期に向けて着々と準備を進めているようです。

今日は学生課から
オリター向けに新カリキュラムを説明してくれないか?」
と言われ説明会に行ってきました。
「オリターって何ぞや?」
と言う人向けに説明すると、簡単に言うと
「1年生の面倒見係」
です。入学後に何回かクラス会が開催されますが、このオリターたちが先頭に立ってクラス会を仕切ってくれます。

【過去のブログ記事へ】2015年4月入学生からの新カリキュラムについて~上級生の皆さんにも説明します~



説明会で、

 を書いてもらいました。ではどうぞ。

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いいですね、きっとメッセージを書いた学生さんも謳歌しているのでしょう。


 KMSって何でしょうか?でも先輩と仲良くなれることはいいことですね。


 現法さんもそう思います。

 なんだろう、経験者は語るかな。皆さん気をつけてください。

「サークルの宣伝書いてる人がいまーす、いいんですか~」と意見が出たのはこれかな?


名言ですね。よく知っていますね。


そして・・・

これに尽きますね。
新入生の皆さん、ぜひ東経大で楽しい大学生活を送ってください!一同お待ちしております。

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昨日は、非常勤の先生向けに、新カリキュラムの説明会を行いました。

非常勤の先生方とお話しする機会は、今までほとんどなかったので、先生方が授業でどのような工夫をされているかなどを聞くことができ、とても有意義な時間になりました。




ではまた次回!

2015年2月13日金曜日

シンポジウム開催!


皆さんこんにちは。

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 明日、大学で【シンポジウム】が開催されます。今回は環境系の先生方が所属する、「東京経済大学災害復興研究所】主催のイベントです。
 片岡先生が先ほど準備に追われていました。礒野学部長、森反先生もメンバーとして活躍されています。お時間のある方はぜひお越しください。

【大学ホームページへ】「津波被災・原発被災に抗して~広野町の復興への取組み~」学術シンポジウム~2月14日(土)、東京経済大学災害復興研究所が開催~

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【シンポジウム】と言えば、先々週、西下先生をはじめとする福祉系の先生方【国際シンポジウム】を開催していましたね。大盛況だったようです。バタバタしていて記事にできませんでした(西下先生ごめんなさい)。

【大学ホームページへ】国際シンポジウム『北欧と東アジアにおける高齢者介護政策と生活保障』を終えて

【西下先生ホームページ】大学HPに『国際シンポジウムを終えて』を掲載。

現代法学部の先生方活躍していますね!学生の皆さんも負けないように頑張ってください。


ではまた次回!

2015年2月4日水曜日

2015年4月入学生からの新カリキュラムについて~上級生の皆さんにも説明します~

話題の「単位パン」東経大生協にもあります。

 皆さんこんにちは。毎日寒いですね。

 久しぶりにブログを書きます。

 言い訳ですがちょっと最近 「い そ が し い !」 のです。春は大学は暇だと思っている学生のみなさん、違います。実は一番忙しい時期なのです。
更に、今年は大規模な「カリキュラム改革」がありました。この準備が大変。

 おかげさまで、今年の志願者は増えています。新入生のためにも頑張らないといけないですね!




 さて、学生課から、「3月に、現代法学部のオリター向けに、1年生のカリキュラムを説明してほしい」と依頼を受けています。皆さん果敢にも新カリに挑戦しようとは!!勇気と熱意に敬意を表します。

 しかし、ちょっと不安です。大丈夫かな?本当に間違いのないように1年生に説明してくださいね。

 オリター以外の現法学生さんも、自分のサークルに現代法学部の1年生が所属したときには、先輩として【カリキュラムのアドバイス】をすると思います。しかし、14L以前の学生さんと、15L以降の学生さんとでは、カリキュラムが随分違います。十分に注意してください。

 大学では、入学式当日に「新入生学部オリエンテーション」を開催して、新1年生に説明します。また、2日、3日の「学習相談会」では、例年通り「1年生ミニ講習会」を複数回開催する予定です。今年は「学籍番号指定」で開催します。

【大学ホームページへ】4年間の流れ 2015年度から新たなカリキュラムがスタートします。


 新カリが難しいわけではないんです。むしろ皆さんの旧カリのほうが難しいです。ただ、旧カリを覚えていると、新カリと混同すると思います。授業の内容や、履修方法などは説明してもらってもいいと思いますが、仕組みは、学務課に問い合わせてもらったほうがいいかもです。ざっと下に目を通してご検討ください。

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 2015年度1年生からの、「大きな変更点」をあげます。
     (当たり前ですが、14L以前の皆さんは今までと変わりません)

①卒業要件単位が、128単位から124単位になりました。
 自由認定枠が16単位から12単位に減っています。
 1年間の履修上限等は変わりません。

②細かな「卒業要件単位区分」がなくなりました。
 例えば、皆さんは、
 「基本科目A群からリーガルリテラシー入門の必修単位4単位を含む10単位とって、B+C群から併せて24単位とって、更にA・B・C合計で38単位とらなければ卒業できない…」のようなルールがたくさんありますが、新1年生から、
 「総合教育科目36単位」「現代法学部専門科目76単位」「自由認定枠12単位」
 の計124単位となります。ここはとてもわかりやすくなります。

【大学ホームページへ】現代法学部科目卒業要件表

③ ②の代わりに、6つの「プログラム制」を導入し、2年次からどれか一つに必ず所属します。
  プログラムの履修モデルに沿って各自で学んでいきます。
  
 プログラムは以下のとおりです。
  「総合法プログラム」
  「公共政策プログラム」
  「ビジネス法プログラム」
  「消費者法プログラム」
  「環境法プログラム」
  「福祉法プログラム」
 
 今まで「現代法学部アドバンストプログラム」だった「ビジネス法プログラム」は、6つのプログラムの一つになりました。 

④「現代法学部専門科目」に、履修必修科目が増え、必修がなくなりました。
 
変更した必修・履修必修
 ・1年1期・・・「リーガルリテラシー入門」→必修から履修必修科目へ
 ・1年2期・・・新設「社会・法学入門」 履修必修科目
 ・1年2期・・・廃止「○○問題と政策」
 ・2年1期・・・新設プログラム入門科目 指定履修必修科目
 ・2年1期・・・新設「基礎演習Ⅰ」 指定履修必修科目
 ・2年1期・・・新設「社会・法学セミナ―」 指定履修必修科目
 ・2年1期・・・「裁判傍聴演習」→履修必修科目から指定履修必修科目へ
 ・2年2期・・・新設「基礎演習Ⅱ」指定履修必修科目

 2年1期の「社会・法学入門」は、「犯罪と刑罰と社会」や「環境問題と政策2」のような授業です。

【過去のブログ記事へ】体験型授業「環境問題と政策2」



 また、総合教育科目の英語の必修が8単位から4単位になっています。
 【大学ホームページへ】総合教育科目卒業要件表


⑤「演習」が3,4年生ゼミになりました。2年生は半期の演習を2つ履修します。
 2年生ゼミは、必ず違う先生を選ばなくてはいけません。さらに指定履修必修科目です。





⑥現代法学部科目で、科目名の変更や、新設があります。
 皆さんの「卒業要件表」に載っている科目と違うのは以下の科目です。

「大学入門」「社会・法学入門」「社会・法学セミナ―」「基礎演習Ⅰ・Ⅱ」「外国の法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」「民事手続きと法a/b」「少年法」「労働法a/b」「公共政策論」「現代政治学a/b」「公共政策論」「国際学Ⅰ・Ⅱ」「会社法a/b」「企業取引法a/b」「基本ビジネス法Ⅰ・Ⅱ」「租税法(個人課税)a/b」「租税法(企業課税)a/b」「基本消費者取引法a/b」「商取引と法a/b」「知的財産法(特許法・著作権法)」「消費者問題と法」「環境問題と法」「福祉問題と法」「高齢者福祉と法(制度・政策)」「高齢者福祉と法(サービス)」「福祉調査」「応用福祉調査」「障がい児・者と法」「社会福祉実践」「貧困と法」「児童福祉と法」「キャリア講座Ⅰ・Ⅱ」「インターンシップ」

(廃止科目は省略)

⑦他学部の科目で、現代法学部生が履修することができる科目が増えました。
 今も他学部の科目を受講できますが、さらに増えた科目は以下の科目です。

「広告論a/b」「広報論」「リスクマネジメント論a/b」「企業コミュニケーション基礎」「ソーシャルメディア論」「コミュニティの経済学a/b」「ソーシャル・マーケティング論a/b」「国際貿易論a/b」「財務会計論a/b」「環境経済学a/b」「環境ビジネスa/b」「社会政策a/b」「コミュニティ福祉論a/b」


⑧アドバンストプログラムが変わります。
 「法プロフェッショナルプログラム」と「公務員支援プログラム」になります。

 ・・・と、ざっと挙げてもこれだけあり、細かな変更点はまだまだあります。「民事法基礎」の単位取得には「法学検定ベーシック」の受検が必須になりました。また履修開始年度が変更になった科目もあります。総合教育科目にも変更がありますし、上の説明にも「指定履修必修科目」「公務員支援プログラム」など、知らない言葉があると思います。



何が言いたいかと言うと、
「覚悟して来てくださいね☆」

ではまた次回!