2018年5月29日火曜日

「驚き」は突然やってきた!

2018.5.28 学内風景


 皆さんこんにちは。

 今朝、正門を入って歩いていると、コンクリートをお掃除する姿が。

カラスのお気に入りスポットの下
いつもお掃除してくださりありがとうございます。

 ブラシを使って強く擦ってもなかなか取れない、この白いものは、「鳥のフン」です。

 フンの落とし主は「カラス」だそうです。
現在学内には3箇所、カラスが大量にフンを落とすところがあるとのこと。「お気に入りスポットが減った(木が剪定された)ので、居場所が集約されたのかな?」とお掃除を担当してくださる野口さんが仰っていました。そう言われてみれば、正門から6号館までの長いストレートゾーンに、ここだけフンと木の実の汁と種が集中しています。

 しかし、それにいち早く気づき、掃除してくださることにビックリ。午前中にお掃除をしてくれる人はレジェンド級だと聞きました。学内をいつも綺麗にしてくださりありがとうございます。

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 学内の美観を守っている方はまだまだいます。

 朝のあわただしさが一段落し、学内が静かになると、そこには~綺麗~に整頓された駐輪場があります。

東北門入って右


人気スポット5号館

 自転車で来る方にはお馴染み、通称「駐輪場おじさん」こと、笠原さんと田口さん、田中さんです。
笠原さん。74歳とは思えない!

 今学内には、800台ぐらいの駐輪ラックがあるそうです。朝急いでいる学生さんは、駐輪スペースが満車でも、自分の教室に一番近い駐輪場に停めようとするので、それを注意したり、乗り捨てられた自転車をラックに入れたりします。
 それ以外にも、タイヤがパンクして困っている女子学生の自転車を、自転車屋さんに運ぶお手伝いをしてくれたり、長期ほったらかしの自転車があると、空いている自転車ラックが減ってしまうので、別の場所に移動させたりと、学生さんが駐輪スポットを快適に使えるよう、日々整頓してくださっています。
自転車を置き去りにしてはだめですよ!

すごいなぁと思うのは、学内のそこかしこにある、駐輪スペースの「現在の空き状況」が分かることです。パソコン教室の空き状況なら、学内に設置されている液晶画面で確認できますが、駐輪場にはそのようなシステムはありません。

 例えば5号館下が満車でも、「今なら2号館の前が空いているからそっちに停めて!」と、2号館前に行くよう指示します。
 【この曜日は2号館前に停める学生が多い】
 【この曜日はは早い時間に5号館前が一杯になる】
など、長年の「勘」で分かるそうです。

「4月は乱雑に停める学生が多く、学生に嫌われるのを覚悟で注意する、でもそうすると、だんだん直してくれて、5月のGW過ぎには皆さんきちんと停めてくれるようになるんですよ、助かります」

と仰っていました。学生の皆さんも、笠原さんたちの苦労を見ていて共感してくれるのでしょうね。

 また、「南門の下の駐輪スペースが少なくて【ラックが無くてもいいからコンクリートのスペースを作って欲しい】って学生から言われちゃったんだよね、やってあげたいけど無理だからなぁ。」とも仰っていました。学生の皆さんは、要望は「学生大会」に寄せたりすると良いかと思います。

他にも、学内ではなかなか見えないけれど「縁の下の力持ち」的な人はたくさんいると思います。皆で東経大のことを考えて、東経大の学生さんが、安心して大学に来て、勉強できるように支えてくださっているんですね。

たくさんある花壇は、いつも花がいっぱい。

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 さてさて、今日のタイトル「驚き」を二つ。

 まず1つ目。6月の恒例行事「成績優秀者表彰式」の件です。6月に2・3年生を表彰します。

 主に前年度の成績で評価します(2015年度から変更)。指標としては、前年度に40単位以上取得し、GPAの高い学生を表彰対象として会議に諮ります。
 今年も5月の教務委員会・教授会で「表彰対象者」を決めるので、その資料を作っている時に、まず1つ目の「驚き」がやってきました。

上位12位までが全員「女子学生」。特に今年の2年生は女子学生比率が高く、そして成績までも!!すごい、凄すぎる!女子ますます頑張れ!!
どうした男子!?来年は巻き返しを期待します。

 今年の3年生の表彰者は22名です。「表彰対象者」でGPAが一番高い学生は3.7、一番低い学生は2.9でした。こちらも1位は女子学生さんでした。

 皆さんおめでとうございます。成績優秀者表彰式後にまた様子をアップします。

【過去のブログ記事へ】成績優秀者表彰2017
【過去のブログ記事へ】成績優秀者表彰2016
【過去のブログ記事へ】成績優秀者表彰2015
【過去のブログ記事へ】成績優秀者表彰2014

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「驚き」二つ目。

 この度、「現法さん」と名乗っていたわたくし小島は、5月末をもって現代法学部を「卒業」することになりました。先週内示を受けてビックリ。

 2012年に学務課に来て最初から「現代法学部」の担当になりました。最初は「どうしよう・・・」とすごく心配でした。現法さんは「法学部」出身ではなく「農学部」出身。新卒で東経大に就職しましたが「経理課⇒学生課⇒学務課」と異動しており、東経大の教育に関することは全く分かりません。法も『六法』も言えないし、「公法が憲法と行政法??」と、最初は本当にチンプンカンプンで、先生たちも「本当にこの子で大丈夫だろうか・・・」と心配だったと思います。そんな中でも、法律について教えてくださったり、「この本を読むと全体像がつかめるよ」とか「授業に出てみたら」と言ってくださり、こちらも応えられるよう精一杯頑張ったつもりですが、果たして期待に応えられたかは分かりません。
 学生の皆さんとは、「親」とは違う、「兄弟姉妹」とも違う、あまり接点の無い年代だと思います。「私とは話し難かったらどうしようか・・・」と悩みましたが、皆さんが4年後に無事大学を卒業して就職した時に、私の年代とも接するはずなので、その時に困らないように話そう、と考えて学生支援をすることにしました。こちらも学生の皆さんの期待に応えられているかは分かりません。現代法学部の「縁の下の力持ち」になれたでしょうか…うーん。でも、現代法学部で現法の先生や学生の皆さんと一緒に学び、悩み、楽しみ、笑い、達成し、本当にとても充実した6年間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 最後のブログで何を書くか迷いました。毎回の会議が喧嘩になってしまうくらい大変だった「カリキュラム改革」にしようか、楽しかったことランキングにしようか、ゼミ研究報告会は楽しかったなぁ、とか、あの卒業生は元気かなあ、とか。また、一昨年に階段から落ちて意識不明になり半年お休みしたり、去年は交通事故に遭ってまた休んだり、迷惑もかけたなぁ・・。思い出せば出すほど、何だか「寂しい」気持ちになるので、写真も入れずに長文になってしまいました。すみません。6月1日から新しい部署に行きます。それまでに学務課で一番雑然としていて有名な【我が机】を片付けられるか心配です。お掃除の方を見習わねば!



 では、次の現法ブログ担当の方(他学部のように先生かもしれません)にバトンを渡して卒業します。今までありがとうございました。現代法学部の皆さん、頑張ってくださいね!

また次回!