2017年2月27日月曜日

2016年度はチャレンジの年でした!!
~みんながチャレンジした橋爪ゼミ~


2016.12.21 ゼミ研究報告会打ち上げ 橋爪 幸代ゼミ


皆さんこんにちは。

前回のブログに橋爪ゼミの朗報を載せたところ、早速橋爪先生から報告が来ました。仕事早っ!

【大学ホームページへ】現代法学部橋爪幸代ゼミが、少子化解消提言コンテスト「Over Million Challenge」でグランプリを獲得!

発表する学生達の頑張り、応援するゼミ生の頑張り、そして見守る橋爪先生の気持ちが書かれていて、現法の先生たちも現法生も(多分)東経大のみんなが『ジーン』と来ると思います。ではどうぞ!

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2016.12.21 橋爪先生

こんにちは。現代法学部の橋爪です。
みなさん、大学ニュース見てくれましたか??

【速報】現代法学部橋爪幸代ゼミが、少子化解消提言コンテスト「OverMillion Challenge」でグランプリを獲得!

って出てましたよね。ゼミ生の奥竜太さん、惠藤里美さん、柿島一貴さんがグランプリを獲りました!

詳しくは、こちらを
   ↓


経済学部や経営学部のゼミの学生さんたちが、いろんなコンテストで受賞しているのは知っていました。

 なるほどなぁ、、、外部から評価されると、士気も上がるだろうなぁと思っていました。毎年、他学部と合同でディベート大会も行っていて、そこでは勝敗を競うので、それに向けて、10~12月は、準備に向けて集中して政策を練るので、その時に頑張るとぐんと力は伸びるのですが、、、。

詳しくはこちらを
  ↓


とはいえ、他の大学の学生や院生などと行い、審査員に評価をされるというのは、いつもと違う緊張感があるものですよね。ただ、なかなかゼミの活動と合うコンテストをみつけるのは難しいものです。そんな中、2015年から始まったのが、 
です。

オーバーミリオンチャレンジについては、こちらを
   ↓

チラシ表面

2030年、日本で幸せな子育てをするため」の提言を募集するというものです。

 これまでも、ゼミでは、児童福祉や子育て支援についても勉強してきましたので、これを活かすチャンスだと思いました。

 4月、新しくゼミが始まったところで、改めてゼミ生のみんなと話してみると、9人が手を挙げてくれました。それぞれ案を練ってもらって、10月にエントリー。

 エントリーした後は、ディベート大会にも出場してもらうつもりだったので、その後は、エントリーした9人も他のゼミ生と一緒にディベート大会に向けて準備をしてもらいました。

 そんな中、ゼミのLINE

「一次審査、通過しました!」

という一報が飛び込んできました!そこでもまず、おめでとうの声が飛び交いましたが、これはほんの始まりに過ぎなかったのです。

115日、6日と、一次審査通過者は合宿に参加しました。全国から精鋭が集まり、参加した3人は、相当刺激を受けたようです。

合宿の様子はこちらを
  ↓

 
チラシ裏面
 それまでは、普通に他のゼミ生とディベート大会の準備を並行してやっていた3人ですが、合宿から帰ってくると、顔色が変わり

「先生、とてもじゃないですが、両方は無理です。他の一次審査通過者のプレゼン、すごかったんです。もっともっと頑張らないといけないと思いました。なにより、どっちつかずになって、どちらも中途半端になってしまうと、ディベートのチームメンバーにも迷惑をかけてしまいます。」

というような相談を受けました。

『私の目算が甘かったなあ、、、そうかぁ、、、』

と反省しまして、すぐにゼミで家族会議ならぬゼミ会議を開きました。ディベートのチームメンバーとしては、戦力が一人減ってしまうわけですから、痛いところです。でも、三人の言いたいことは、他のゼミ生にも伝わったのだと思います。いろいろ話し合った結果、3人はオーバーミリオンチャレンジの最終プレゼンに向けて、フィールドワーク等に力を注ぐことになりました。

 実際には、負担だけの問題ではなく、ディベート大会に参加しないというのは、いろんな意味できつかったと思います。他のゼミ生は、みんなそれに向かって走っているわけです。そんな中、3人だけは別の方向を向いて頑張らなくてはいけないわけですから。

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 その後もいろいろありましたが、長くなってきたので、一気に当日まで飛ばしましょう。

 さて、最終プレゼン当日(218日)です。当日、来られるゼミ生10名(3年生9名と4年生1名が駆けつけてくれました!)で、東大の赤門前で待ち合わせ、福武ホールを目指しました。会場の入り口には、こんな看板を発見!
 
2017.2.18最終プレゼン会場にて
(東京大学福武ホール)
 左下のチームですね。チーム名は、なんと`sachild`。私には子どもがいませんが、こんなところに子どもが!!と思うようなネーミングですよね。なんて愛のあるネーミングでしょう。

 会場に到着すると、「撮影禁止」との文字が、、、残念ですが、写真や動画は後日アップされると思いますので、それを待ちましょう。

 プレゼンはどうやら3番目のようです。3人が提言するのは、

『現代型お見合い』

です。幸せな子育てをするために、幸せな結婚を。そのために、子育てや生活に対する価値観のマッチングを重視したお見合いをし、その後、生活リズムや考え方を調整するために共同生活をしてみよう、というものです。

 今だから正直に言います。このプランが一次審査を通過したと聞いたとき、

『うーーーん、この提言が通過したのかぁ、、、とすると、私にサポートできることはあんまりないかもしれないなぁ』

と思いました。子育て支援や子どもの福祉関係であれば、私の専門です。でも、結婚、それもお見合いです()!お見合いしたこともないですしねぇ。ハウスシェアならありますけどねぇ。。。

『これは、もうプレゼンの練習に付き合うくらいしかできないな。でも、若者のフレッシュな感覚が審査員の何かを動かして選ばれたんだろうから、ぎりぎりまではあまり口出しをせずに見守ろう』

と決めたのです。

 そして、いざ最終プレゼンのときがやってきました。予想以上に緊張しているように見えます。一人は、ずっと呪文のようにプレゼン原稿を唱えています。一人は、机に突っ伏して、集中しようとしているようです。一人は、プレッシャーはそこまで感じてなさそうですが、借り物の靴で靴擦れしてしまったみたいです()

 途中、固まってしまったところもありましたが、あれだけ緊張していたのが嘘のように、堂々と発表していました。事前のリハーサルチェックで注意した動きも直っていました!質疑応答にも、うまく答えていて、今年は、ディベート大会に参加できなかった分、ちゃんと別のところで頑張ったんだな、というのが伝わってきました。

 最後にグランプリの受賞がわかったとき、思わず息をのみ、涙してしまいました。後で聞いたら、他のゼミ生たちも同じだったようです。

 受賞後、感極まる中、3人ともコメントを求められたのですが、その中で、合宿で一次審査通過者に会い、他のチームの内容もプレゼンも素晴らしく、このままじゃダメだと思ったけれど、

『チャレンジしてみよう!』

と思ったとコメントしたシーンがありまして、思わず、私、、、

『おぉ、こんなところに進一層の精神が根づいている!』

と母校愛?も感じてしまったのでした。


 受賞後も、興奮さめやらず、3人がインタビューや懇親会を終えるのを、近くのお店で待ち、みんなでお祝いしました。本当に、おめでとう!

橋爪先生(似顔絵を描いたのは現法の学生さんです)
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橋爪先生ありがとうございました。

ではまた次回!