桜井 健夫ゼミ風景 |
皆さんこんにちは。
4月も3週目に入り、大学もだいぶ落ち着きを取り戻してきました。
1年生の皆さん、大学生活はどうですか?順調に進んでいるといいです。
先週末、4月10日(金)に、「アドバンストプログラム説明会」を開催しました。
法プロ 木本先生より説明 |
公務員志望者支援 羽貝先生より説明 |
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さて、今日は、2015年度から教務主任に就任された、桜井健夫先生から、1年生に向けてのメッセージが届きましたので掲載します。
4年間をイメージしてみてくださいね。ではどうぞ。
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学部オリエンテーションで説明する桜井先生 |
4月1日、入学式に引き続いて、現代法学部新入生ガイダンスがあり、教務主任の立場から、289名(ここから欠席者を引く)の新入生相手に話をしました。内容は
① 現代法学部の少人数教育システム
② 用意されている6つのプログラムの概要
③ 大学での学び方のポイント
の3点です。今回は、時間の関係で伝えきれなかった部分も含めて①について書きます。
②についてはhttp://www.tku.ac.jp/department/law/idea/を参照してください。総合法、公共政策、ビジネス法、消費者法、環境法、福祉法の6つがあります。③については別の回に書きます。
① 現代法学部の少人数教育システム
1年次・大学入門 (1期)、社会・法学入門(2期)
2年次・基礎演習1(1期)、基礎演習2(2期)
3年次・演習 (通年)
4年次・演習 (+卒業研究)(通年)
1年次前半の「大学入門」は、新入生13名前後に1人の教員がつき、大学で学ぶのに必要な技術的なこと(大学・教員と学生との情報やファイルのやり取りの仕方、資料の探し方、レポートの書き方など)、心構え、学問的な思考方法などを伝えます。教材には教員の個性が表れており、中身も興味深いものとなるはずです。少人数なので、ここでずっと付き合える友人ができることも多いでしょう。
1年次後半の「社会・法学入門」は、学生の選択を基礎とした少人数ゼミです。アクティブ・ラーニングを取り入れて、社会を深く理解し法学を学ぶ基礎をつくることを目指します。アクティブ・ラーニングと言っても教員により個性があります。大学から外に出て見学や観察をする、発表体験を重視する、問答形式による授業を基本とする、グループワークを取り入れるなど、さまざまな形があり、また、テーマも教員により異なります。そこで、大学では事前に教員別のメニューを示し希望をとります。希望が集中して定員を超過したゼミでは、一定の調整がされることになります。1期に「リーガルリテラシー入門」をしっかり学習すると希望が通りやすい仕組みになっています。原則として全員がどこかのゼミに所属します。
2年次には、1期に「基礎演習Ⅰ」、2期に「基礎演習Ⅱ」を履修します。教員は1期と2期で基本的には同じ内容で実施します。これに対し学生は、1期に、A先生の「基礎演習Ⅰ」を履修したら、2期ではB先生の「基礎演習Ⅱ」を履修する、という形で、「基礎演習Ⅰ」と「基礎演習Ⅱ」では異なる教員のゼミを選択します。1年間に2人の教員と身近に接して専門的学習の基礎的な知識及び学習方法を習得することで、3年次以降、自分にあった「演習」(専門ゼミ)を選びやすくなります。
3年次、4年次の「演習」では選考があり、それをパスする必要があります。それまでの「大学入門」、「社会・法学入門」、「基礎演習Ⅰ」、「基礎演習Ⅱ」で築いた力を基礎として、3年次に専門的な「演習」を履修し、さらに4年次で「演習」と併せて「卒業研究」(卒業論文作成)を履修することで、大学での学びを完成することができます。
新入生の皆さんは、4年間をイメージしてスタートラインに立ちましょう。
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ではまた次回!