昨日から、新聞・テレビ・各メディアでトップ記事として扱われている「袴田事件の再審決定」。
死刑が確定していた袴田さんは、今回の再審開始決定を受けて、死刑と拘置の執行停止が認められ、48年ぶりに釈放されました。
48年ぶりに自由を手にして見る日本の景色は、袴田さんの目にどのようにに映ったことでしょう。
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【袴田巌さんを救う会ホームページへ】袴田事件とは
わが現代法学部の学部長、大出良知先生も袴田事件を支援していた一人でした。早速インタビューを受けていました。
【朝日新聞デジタルへ】「半世紀経て再審、遅すぎ」大出良知、東京経済大教授
「袴田事件」については、今年1月に、関係者を招いた学術講演会を開催しましたので、現代法学部のみなさんはよく知っていると思います。
大出 良知 教授 |
真剣に聴講する学生 |
戸舘 圭之 弁護士 |
新田渉世 氏 (日本プロボクシング協会 袴田巌支援委員会委員長) |
また、以前のブログでも取り上げたように、今年大出ゼミではこの袴田事件について、ゼミ生全員で取り組み、研究を進めてきました。その活動は学内においても高く評価され、「学内GP」という獲得型の学内補助金を受けることができました。また、テレビで取材を受け活動が放映されたこともありました。
12月のゼミ研究報告会では、活動について報告を行いました。
【東経大学生記者レポートへ】現代法学部ゼミ研究報告会
袴田さんが”犯人である”とした、「証拠品」について、≪パジャマ≫に着目したグループ、≪くり小刀≫について調べたグループ、≪ズボンの端切れ≫について調べたグループ、≪下着の半袖シャツ≫について調べたグル―プ、取り調べそのものについて調べたグループなど、各グループごとに検証を行いその報告が行われました。
大出ゼミ発表ダイジェスト
(片岡ゼミ所属の比留間君が幹事をしている「放送研究会」が作成してくれました!)
発表の最後に、ゼミ長の田野井くんは「私たちもいろいろ調べた結果、再審を行うべきだと考えています、再審の決定が期待されます」と締めくくっています。
そしてこのたび、再審が認められました。2014年度の大出ゼミはますます忙しくなることでしょう。みなさんの頑張りに期待しています!
それでは!