2013年12月23日月曜日

ゼミ研究報告会写真館 【その②・・・懇親会編】



 前回の【発表編】に引き続き、ゼミ研究報告会の様子についてお伝えします。今回は【懇親会編】ということで、懇親会での写真をアップします。

















先生の名前が分からない1年生がいるかもしれませんので。

羽貝 正美先生

桜井 健夫先生

橋爪 幸代先生

中村 悠人先生

片岡 直樹先生

礒野 弥生先生

奥山 正司先生

大出 良知先生

実行委員長 三澤君と懇親会司会石井君
三澤君の1本締めで終了しました。






奥山ゼミ、片岡ゼミ、片付けてくれてありがとうございました。

~終了~

初めてのゼミ研究報告会はどうでしたか?

準備が十分できたゼミ、思うようにいかなかったゼミ、緊張して十分力が発揮できなかった人、バッチリだった人、いろいろいると思います。来年はさらに盛り上がるよう、みんなで頑張りましょうね。



2013年12月19日木曜日

ゼミ研究報告会写真館 【その①・・・発表編】

 


昨日無事に終了しました、現代法学部 「ゼミ研究報告会」。

発表したみなさんお疲れさまでした。
また、見に来てくださった学生のみなさん、保護者のみなさん、高校生のみなさん、高校教員のみなさん、ご参加いただきましてありがとうございました。

すぐに感想を書くのは難しいので、とりあえず【ゼミ研究報告会写真館】としてアップします。
雰囲気が伝えられるといいなと思います。

奥山 正司ゼミ①

奥山 正司ゼミ②
桜井 健夫ゼミ②

片岡 直樹ゼミ②

礒野 弥生ゼミ③

羽貝 正美ゼミ

橋爪 幸代ゼミ
礒野 弥生ゼミ①
桜井 健夫ゼミ③
大出 良知ゼミ

 大出 良知ゼミ

桜井 健夫ゼミ①
古賀 絢子ゼミ

礒野 弥生ゼミ②

中村 悠人ゼミ
片岡 直樹ゼミ
桜井 健夫ゼミ④
 
就職活動とゼミ①
 
 
就職活動とゼミ②
 
大出学部長挨拶
 
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一番来場者が多かったのは「桜井 健夫ゼミ③ 銀行破綻」でした。
さっき発表者に会ったので聞いてみたところ、「半沢直樹効果じゃないですか」とのことでした。


2013年12月14日土曜日

ゲスト講師:社会保障と法

今日は、講義紹介をしたいと思います。

先日、

『社会保障と法』(担当:橋爪幸代)


という講義に、

ファザーリングジャパンの安藤哲也さん

が、ゲスト講師として来てくださいました。

講義では、実際に社会で起きているさまざまな問題を、よりリアル感をもって感じてもらうために、現場で活躍している方をお呼びすることがあります。

ファザーリングジャパンの安藤哲也氏


『社会保障と法』では、医療や労災、年金の他、雇用保険について講義しているのですが、ちょうど

『雇用保険』

について学習しているところでした。

雇用保険では、育児休業給付についても学習します。仕事を休んで、子育てをしている間、給与はもらえないので、その間の所得をある程度保障してくれるのが育児休業給付です。

ところが、給付をもらおうにも、この育児休業、日本では、そもそも男性の取得率はとても低くいため、

『制度はあっても、実際に給付を受け取ることなんてあるのか?』

と、給付について実感してもらえるのが難しいところです。

共働きで、育児も家事も、協力してやっていこう!

と思っている男性が増えていますので、そこで『リアル感のあるお話』を聞いてもらうために、安藤さんにお越し頂いたというわけです。

ファザーリングジャパンは、単に「良い父親」を増やそうというのでなく、「笑っている父親」を増やそうと活動をしている団体です。仕事をすることが『良い父親』であり『良い夫』であると思って、がむしゃらに仕事だけをしていて、ふと振り返ったら、家庭で孤立していた、なんていう話は、背筋がぞくっとします。

講義後、学生さんが来てくださって、
「お話を聞いて、視点が変わりました!」

とか

「僕も、そういう父親になりたいです!」
とコメントを頂きました。



講義後に、質問にきた学生さんたちと


いろんな人がいて、いろんな考え方があって良いと思うので、こういう『楽しみ』もある、ということを知って、今後の人生についてじっくり考える機会になってくれていたら、と思います。

ところで、講義の後、安藤さんのブログを読みたい!というコメントを頂きましたので、アドレスを貼っておきますね。


2013年12月9日月曜日

体験型授業「環境問題と政策2」



事件は教室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!」

いきなり某ドラマの名台詞を拝借してみました。

2012,2013年度は、1年生2期に「環境問題と政策2(礒野弥生教授)」「犯罪と刑罰と社会(大出良知教授」」という授業が開講されています。

これらはどのような授業かというと、法律問題が起きている現場に行き、見て、聞いて、触れて、法律の諸問題を実感し、それについての解決策を法的視点から考えていく、体験型の授業です。それは、
「法律の諸問題について社会的実情から解決方法を探る」

という、わが「現代」法学部のコンセプトに通じます。大学ではこれを「理念」と呼びます。

【東経大ホームページへ】現代法学部の理念・目的・教育目標

1年生からいきなり「現場」に行くわけですが、法律をまだ知らない1年生ならではの疑問が発言されます。2年生以上の学生なら、「それは、これこれこういう法律があるから仕方ない」という場合も、一年生だと「それっておかしくない?」と思うわけです。疑問に思ったら解決策を見つけたくなりますし、興味のある分野だと学修意欲がわきます。

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今回、「環境問題と政策2」では、国立市の景観問題の現場に行きました。
国立市は東経大がある国分寺市のお隣の市で、駅からまっすぐ伸びる「大学通り」はとても美しい通りです。市民意識がとても高く「みんなで国立の環境を守っていこう」といろいろ活動しています。今回は、国立の大学通りを歩き、景観を守る活動を行っている市民の方から、諸活動について伺いました。「国立が大好きだ」という思いが伝わってきました。

建物建設時の樹木を守る活動について
説明を受けました。
 
国立市の景観条例について
説明を受けました。


最後に、国立市の大学通りに建設された高層マンションを巡って、建設中止、建設物撤去を求める住民側と企業側とで争われた現場に行き、桐朋学園さんの教室をお借りして「国立発景観市民ネット」代表で、裁判の原告のひとりである石原一子さんから、裁判を起こすきっかけから終結まで説明を受けました。





裁判では、建物の撤去はかなわなかったものの、初めて「景観利益」が認められる画期的な判決でした。その判決は後の広島鞆の浦での訴訟にも援用されています。石原さんは最後に「法律を知っていることが住民運動にどれだけ大切か」ということを話されました。

また礒野教授から「日本人は景観、アメニティに無関心すぎる、それぞれの地域にそれぞれのアメニティがあり、ゾーニングしてすみ分けて考えていくことが必要。それを踏まえて、法律を勉強する人は何を考えなければならないのか」と学生に問いかけがあり、学生からも「景観を守る」「市民運動」などについて質問意見が出されました。

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授業を履修している学生に「どうしてこの授業を履修したの?」と聞いたところ、「現場に行き、見てみないと実感できない、思いが伝わってこない」「法律が使われている現場を見たい」との回答がありました。

受験生向けの案内になりますが、
実は2015年度からこのような「体験型」授業が増える予定です。
新カリキュラムはいくつかの「プログラム」から構成されます。学生は自分でプログラムを選択し、履修モデル通り学んだり、また、学習相談を受けながらそれをカスタマイズして学んでいきます。
楽しみにしていてください。少しずつ情報をアップしていきたいと思います。